神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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86.センニンソウ

キンポウゲ科 7〜9月

 日あたりのよい山野で、低木にまといつき、つるの頂や葉のつけ根からたくさんの白い花を咲かせる。4枚の花びらのようにみえるのはがくで、花びらはない。がくよりも短いおしべとめしべが多数ある。茎は長くのびて円柱の形をしており、葉と同様無毛である。葉は柄があり、対生、奇数羽状複葉である。まといついているのは巻きひげではなく、葉柄がまがりくねっているのであり、かたいものに触れると長さを増し巻きついていく。そう果は卵形で、実が熟すとめしべの花柱がのびて3センチほどになる。花柱には羽毛がついており、この羽のような翼で、空高くかなたへ飛んでいく。有毒植物だがリュウマチの薬にもなる。また、花がたくさんついているところから千人草といわれている。


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