神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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■5.緑やその他の花

87.オオバコ(下)

オオバコ科
4〜9日


 道ばたに生える草で、踏み囲められた道や道路でもたくましく生きている。この草もシロツメクサと同様、子ども達が草ずもうをするのに使ったり、葉は食用にも薬用にもされている。山道を歩いていて、とげがささった時には、この葉の汁をつけると痛みが薄らぐ。白色で先が4つに分かれたロート形の花を穂状にびっしりつける。めしべの方が先に熟すので他の花の花粉で受粉する。葉にはほぼ平行な脈が通る。さく果は卵状だ円形で、中央で横にさけてふたがとれ、種子がとび出す。種子は黒褐色で、水気にあうと、ねばみが出て、人体などについて運ばれる。このため、人の歩く道に多く繁殖し、とても丈夫で、一株あれば数年のちには地面いっぱいに広がる。種子は、咳止めの薬に用いる。大きな葉をもっているという意味でオオバコと名づけられた。


●ヘラオオバコ(上・左)
ヨーロッパ


●ツボミオオバコ(上・右)
北アメリカ
(舞子・1/4) (舞子・1/3)

(箕谷・1/3)

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