神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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(舞子)
90.イヌムギ

イネ科
6〜7月
南アメリカ

 道ばたや荒れ地などどこででも見られる草で、すごい繁殖力である。冬季温暖な地方に適するので牧草に使われている。

 茎は太く、無毛でよく枝分かれし、大きな株をつくる。中には、1メートルに達するものもある。全体的に濃い緑色である。よく分杖した技先に小穂がまばらにつき、円すい花序をつくる。小穂は、短い柄があり、6〜10個の小花からなり、穎はみな背の部分で左右から強く押された感じでへん平である。やくは、小さい穎の外にでない。閉花受粉を行い、ほとんど完全に自家受粉する。

 葉は、広線形で毛をまばらにつける。食用にならないムギという意味でイヌムギと名づけられたのであろう。

(舞子・1/10)

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