神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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97.ケアリタソウ

アカザ科
7〜11月
アメリカ大陸

 野山や道ばたでよく見かける草である。美しい色の花をつけるでもなく、雑草然としているためあまり関心をもたれないが無造作にちぎると強いかおりがあり驚かされる。鼻にかざすと強烈なにおいであるが、少し離すとハッカ臭に似る。花穂には小さな葉状の苞葉が並び、たくさんの緑色の小さな花がかたまって咲く。

 花には柄がない。花には大小あり、大きいほうは両性で4〜5本のおしべと1本のめしべがあり、小さいほうはめしべだけである。

 茎はよく枝分かれする。葉は長だ円形で、ふちには、ふぞろいのきょ歯がある。種子は、黒褐色で光沢がある。

 においの強さからも予想されるように、駆虫薬の原料となる。

(有野)

(有野・1/8)

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