神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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104.チカラシパ

イネ科
8〜11月


 日あたりのよい野原や道ばたでよく見かける草で、ガラス管を洗うのに使うブラシのような花穂は、子ども達にとっては、格好の遊び道具になる。

 毛虫遊びといって、穂を毛虫に見たてて、相手を驚かしたり、くすぐったりする。また、花穂だけを下から引きぬくとまるい感じにとれ毛がちょうどいがいがのようすになる。

 その他にもいろいろと遊べる。花はイネ科独特の花のつくりで、護穎と苞穎の2枚の穎が合わさって花を包んでいる。イネやムギには長い芒(のぎ)がついているが、この草にはない。

 葉は濃い緑色で、根生し強い。強いひげ根を地中深くおろし、引っぱってもなかなか抜けない。土にしっかり根をおろし、引っぱってもぬけないところから力芝と名づけられた。



(有野・1/9)

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