課題研究調査法・テーマ発見ツアーを実施しました。
12月23日(金) 祝日ではありましたが、恒例のテーマ発見ツアーを行い、三宮・元町・北野地区のフィールドワークを行いました。
神戸の隠された観光スポットも探索しながら、地理・歴史・食文化を思う存分、味わいました。
この経験が3年次の課題研究のみならず、これからの学習・研究活動に役立つことを期待します。(教頭)
◎行 程: 9:00 神戸市役所1号館ロビー前集合
【午前】
フラワーロード・旧生田川微地形概観→ボンベイタウン跡地前→東遊園地内各所見学(神戸レガッタアスレチッククラブ
洋館見学・震災記念棟内見学他)→神戸税関・生糸会館前→市役所24階展望室より(神戸の映画・六甲山系の地形
地質・商業都市地理)→旧居留地→CBD見学→ケーニヒス・クローネ店内見学・出来たてクローネ試食
→三宮神社見学(神戸事件)→ブランドショップ街見学→昭和のビルジング群見学→南京町中華街散策→昼食
【午後】
13:00 南京町→元町高架下商店街→神戸サウナ温泉泉源→ホテルモントレ神戸内チャペル見学→生田神社・生田の森
見学→韓国領事館前→神戸放送局内施設利用→ 神戸北野工房内見学→ 神戸イスラムモスク→ムスリム商店内ハラル
食品見学→神戸北野ホテル →ユダヤ教会前→バグワンマハビールスワミジェイン寺院内見学(ジャイナ教寺院)
→風見鶏の館→北野天神境内散策→神戸パブテスト教会前→インドクラブ神戸→真珠屋敷街
→ロシア正教教会前→フロインドリーブ(旧教会)店内見学→イスズベーカリー店内見学・パン試食→二宮市場見学
→予備校街→16:20 JR三ノ宮駅中央口解散
| | |
ジャイナ教寺院 | 「風見鶏の館」の風見鶏 | イスズベーカリー店内(加納町) |
フィールドワーク感想
◎この度、元町・三宮周辺のフィールドワークに参加できてとても良かったです。
元町や三宮は、「ハイカラな街」・「上品な街」として、メディアを通じて広く世間に知れ渡っている素晴らしい街であることは
知っていました。しかし、今までの私は、神戸を「一つの街」として神戸の輪郭しか見ていませんでしたが、このようなフィール
ドワークを通じて、初めて鳥瞰図的・立体図的に見た神戸の街は、今まで思っていた神戸の街と大きく異なり、新しい神戸を
多々発見し、素晴らしい体験となりました。また、普段、神戸市民なら誰でも見慣れている場所も、鳥瞰図の中に隠されてい
る様々な草や石を見るようなイメージでつぶさに歩いた結果、その場所に関する様々な背景や事象などを五感を通じて知る
ことができ、これもとても良い勉強・経験になりました。(2年次:KM)
◎今回初めて参加して、神戸や三宮などについて色々知ることができたと同時に、4人の先輩方や他学年の先生方と交流
することができて本当に良かったです。
まず初めに、神戸市役所周辺を歩きましたが、私は今、建築関係に少し興味があったので、周辺の地盤の話や、場所によっ
て建物の1階フロアの高さが違う微地形の話には、とても惹かれました。そして阪神・淡路大震災の傷跡を自分で見たのは
初めてで、すごく怖くなりました。今、地震被害とその後の二次被害が増えている日本での震災対策について調べることも、
課題研究の対象になるのだと興味を持ちました。
次に神戸のスイーツを味見した後、観光地である南京町や北野工房・北野の異人館街に行きました。前々から行きたかっ
たので今回行くことができて嬉しかったです。異人館に飾られていたサンタがとても可愛く綺麗で、今も忘れられません。
このような貴重な体験をバネにして、もっと色々なことに目を向け、自分らしくこの神戸に貢献していきたいと思いました。
(1年次:TT)
◎三ノ宮や元町・神戸については、自分としてはそこそこ知っているつもりでいたけれど、今回初めて訪れた所 が多かったし、
知っているところでも「こんなものがあるのか~」と、新しい発見ばかりでした。集合場所の神戸市役所付近に居るだけで、
あんなに説明されるとは思いませんでした。神戸の昔の歴史、衣食住・スポーツなど、多くのものが、ここ神戸市が原点であ
ることはとても凄いことだと思いました。
フィールドワークの途中で立ち寄ったケーニヒス・クローネの洋菓子や南京町の中華料理など、美味しい食べ物ばかりで、
またここに行こうと思ったお店が何軒もありました。実際、この研修が終わってからランチパスポートに出会い、最近様々な
飲食店を回るのがとても楽しくなっています。このように、今まで何気なく住んでいた神戸でしたが、知れば知るほど面白く
な り、愛着が持てる街だと感じるようになりました。 (2年次:RH)
◎「神戸に生まれて神戸で育ってきたから、神戸には詳しい。」、そう思っていたが、本当は自分は神戸の事を全然わかって
いなかったことに驚かされた。フィールドワークでは、有名な施設や地域に足を運んで、その説明を見たりするだけかと思って
いた。しかし、実際に参加すると、普通の道のわずかな段差や起伏から、街並みの歴史について目で見て回ったり追いかけ
たり、食文化については、実際に味わったりと、まさに五感を総動員してその場所を知ることがフィールドワークなのだというこ
とに気が付いた。あらゆる事柄について先生が解説してくれた。時折見せていた資料には、かなりの情報が載っており、相当、
下調べをしたのだと感心した。自分もキャリアプランニングの課題研究で、フィールドワークを一つの調査方法として行ってみよ
うと考えている。その際、有意義なフィールドワークにするためには、綿密に下調べ(インドアワーク)をする必要があることが
よく分かった。今回学んだフィールドワークの方法を別の場所でも生かし、神戸がどんな街かを知ることができた時の喜びや
驚きを味わってみたい。(2年次:SO)
【参考資料】「課題研究調査法テーマ発見ツアー.pdf」をクリックして下さい。
続きを隠す<<