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気象警報発表時の対応

判断基準は以下の通り。 (「NHK」または「サンテレビ」(他局は不可)のテレビ放送のみ。)

<参考> NHK気象情報  気象庁発表神戸市区域気象警報
. 「神戸市」(「兵庫県南部」「阪神」と表現される場合も含む)に「暴風」「大雨」「洪水」「大雪」「暴風雪」の警報が発表された場合
(1) 6時30分現在、警報発表継続→自宅待機
(2) 8時30分現在、警報解除→10時30 分より3限目以後の授業を行う。
(3)10時30分現在、警報解除→13時より午後の授業を行う。
(4)10時30分現在、警報発表継続臨時休業

2. 定期考査期間中に上記の警報が発表された場合(改訂:平成24 年10 月)
(1) 6時30分現在、警報発表継続→終日休業
(2) 終日休業になった場合は、当該考査は考査最終日の翌授業日に実施する。

●神戸市以外から登校する生徒で、自分の居住する市町域に警報が発表されている場合は、上記の基準を準用する。
●始業後に上記の警報が発表された場合は、生徒の安全を考慮して対応する。

 

レインマップこうべ250

平成25年度第1回学校評議員会記録


平成25年6月11日(火)
16:30~18:20 於 講義室2


平成25年度第1回学校評議員会記録

1.出席者
 ○学校評議員(兼 学校関係者評価委員)
【出席】
野村 和宏 神戸市外国語大学外国語学部英米学科教授
足立  明 流通科学大学副学長・サービス産業学部教授
吉川 義樹 NPO法人兵庫県レクリエーション協会常任理事
信川 恒夫 社会福祉法人ぶどうの枝福祉会 特別養護老人ホーム愛の園 園長
中山 一郎 甲南大学 キャリアセンター キャリアカウンセラー
山根 照久 本校育友会長
 ○学校側
【出席】
冨浦  誠 校長
堂本 恵三 事務長
川畑 達雄 教頭
有元 文祐 教頭・キャリアセンター長
中島 祐介 庶務部長
斧本 克彦 教務部長
津村 真人 広報研修部長
安田 和史 2年次主任 
橋口  徹 1年次主任  
【欠席】
小南扇四郎 生徒指導部長
渡邊 孝子 3年次主任 

2.資料
 ・平成25年度マネジメントプラン.pdf
 ・平成24年度マネジメントプラン自己評価集約結果.pdf
 ・2期生進路結果.pdf
 ・年間行事予定.pdf
 ・「翔風TOPICS」第1号.pdf  「翔風TOPICS」第2号.pdf
 ・各年次通信  1年次1号.pdf  2年次1号.pdf  2年次2号.pdf   2年次3号.pdf  3年次1号.pdf


3.開会 16:30 於講義室2

 (以下記録)
1. 学校長挨拶及び学校評議員の委嘱
【校長】
昨年度までとは委員を1名入れ替え。山根氏が入る。
学校マネジメント委員会設置要綱説明。関係者評価委員としてもよろしくお願いします。
本年度も本校教育の4本柱を推進していく。
開校5年目で3期生が3年生となりそれぞれ進路実現に向けて努力している。
学習環境の整備としてやっと普通教室に空調設置できる。
部活動では、陸上部やり投げで初の近畿大会、レスリング部も個人団体で近畿。ダンス部も力をつけ県代表。文化部も和太鼓部が地域にも貢献している。


2. 学校評議員及び学校側参加者自己紹介


3. 平成25年度学校マネジメントプランについて
【有元】
中期経営計画の目標の流れにそってキャリアセンターとの連携を更に発展させようとの意図がある。学校全体でキャリア教育の意義についての理解を深める
キャリアセンターを中心に学校がマネジメントされているというシステムが他の学校と違う点。ここに生徒も戸惑い職員も戸惑いその中で4年やってきた。そのあたりをきちんと再確認して学校運営をやっていく
学力定着プランという観点では、家庭学習をふくめた意欲の向上を図る。
今の一年生が新課程の第一期生となり、根本的な評価が今までと手法が違ってくる。学習指導要領に即した授業改善に取り組みたい。
外部機関等との連携では、生徒の自主的自律的な活動を促す。
学校評価アンケートを基づき、信頼される学校づくりに取り組む
生徒の健康な心と体の保持増進、ルールとマナーの徹底を目標に今年度の行動計画を昨年度以上に具体的に示した。
前年度のマネージメントプランについての教職員の自己評価を含めて今年度の行動計画・目標を立てようと思っている。
【中島】
庶務は育友会の窓口になっている
育友会から学校でどのような取り組みや活動をしているのかわかりにくいとの話があった
行事等の案内が親に届かないのでなんとかして内容が確実に伝わるようにしたい
緊急メールのように携帯を使った情報発信をしていけたら
【有元】
庶務としてこのマネジメントにからんでいると見えにくい所があるが山根さん何かありますか
【山根】
育友会の中ではそういう話は聞いていないが野球部の父母会をやっていてその中でも文書を配っても親に届いていない メールでこんな文書類を配ったと発信したら届くようになった 支障がなければ大事なものはメール配信は効果的ではないか。見る見ないは親の義務責任
【有元】
大学ではどうですか
【足立】
冊子を作って年に3回か4回各家庭に郵送する。総会などの案内を入れている。
組織を維持するためにすごく重要な役割を果たしている。
【有元】
外大ではどうですか。
【野村】
外大ニュースを作って保護者に郵送しており、その他はホームページに載せている
【斧本】
平成25年度入学生から指導要領の全面実施ということで理科の選択を変更しました。それを生み出すのに国語と英語の単位を増やしてそれを理科に回すことにしている。それを受けて26年度と27年度の教育課程を検討していく。どんな科目を設定して生徒をどういう授業で導くか教育課程は学校の根幹に関わる。
しかし生徒の科目選択で次年度のカリキュラムが変わり、選択科目が変わっていくという要素がある。教員数と場所の関係で生徒の希望をすべて実現できない。ある科目に生徒の希望が集中すれば開講できない。それをなんとか解決しても、次の年のカリキュラムでは希望が集中しないよう条件が強化され、結果として積極的な選択にはならないことがずっと続いている。生徒のニーズに合わせて科目設定して教育課程を年度ごとに見直していくという部分ではいいのかもしれないが、総合学科の役割と自由度の高い科目選択という部分で本当にいいのかなというのがこの3年で見えてきた課題。おそらく現1年生と2年生の科目選択の結果いかんではまた再来年度の選択科目が変更になるのではないかと思っている。
教育課程は科目選択と切り離して考えることができない。毎年ごとの教育課程の変更は先生方の負担になっている。前年度希望があっても次年度が読めない状況であり、教員配置と学校の教室数等の都合で次の年の教育課程が変わっていくのはどうなのかなと感じている。
それに合わせて文科省からいわれている観点別評価を神戸市教育委員会は神戸市立高校も27年度から全面実施すると言っている。現在は各教科の考査点に加えて日頃の取り組みを合わせて評価している。観点に分けてA・B・Cの各段階でどれぐらいの到達度かということはやっていない。本校も観点別評価について考えていかないといけない。
まず通知表の様式を変える。やがては指導要録様式が変わるのかを踏まえて評価を変えるということは、生徒保護者に通知表として見たもので変わっていないと、評価が変わったとはわからない。こういう評価をしていますと通知する方が非常に難しいが、市教委が実施するということなのでそれについて具体的に方策を考えていかないといけない。
27年度中に実施できるのかどうかということもあるが、研修を含めて先生方に観点別教科のメリットを理解してもらう。
あとは授業改善を含めて考えていかなければいけない。昨年度末から単位認定内規の変更に取り組んだ。具体的には追認考査を年度内に一回のみということと認定会議において審議は多数決で決めるということ。授業の評価はあるし単位の認定もあるが、一番は授業が変わっていかないといけないので、また授業公開とか、生徒の授業評価を6月、12月に実施する。6月の評価が12月にどのように変わっているか、先生の授業のありかたを考えていってもらえたらなと考えている
【有元】
うちの教務的な部分で中期目標をいうところの学力定着プランに関わるところでの説明だったと思いますが今の説明で何か委員の方意見質問はありますか
【野村】
新学習指導要領の対応というのは学習指導要領の内容に関してどう指導するかではなく、時間割の編成とかコマ数であるとかそちらのほうの対応が中心という感じがした。
【斧本】
学習指導要領の変更で教育活動の中身がどう変わっていくか、それをどう生かしていくかというところまで手が回りきらない現状がある。
【野村】
理科とか英語が変わっていますが、それは各教科の先生方が自主的にされているということですか
【斧本】
そうです。
【有元】
他かございませんか。では大山先生。
【大山】
3年たって一回りしたものを去年1年間もう一度初心に立ち返り見直そうとやっている。
卒業生の力を借りて学校に積極的に戻して生徒たちの役に立てさせようとの仕掛けづくり、例えばキャリアプランニングでは足立先生に講演いただき大学生を使っていろんなことをしていただいたのですが、われわれからするとうらやましい大学生のとっている手法などをなんとか我々もレベルを上げて実施してみたい。今やっているのはスマホをキャリアプラニングの特定の調査作業に限って使用させてみるようなことをキャリアの取り組みの中でチャレンジしている。キャリアプラニングの授業では、1年では学びがどう将来の職業に意義があるのかということを意識させる取り組み方に代えている。2年では小論文の作成力を高めるため、いろんな立場の意見を聞く機会を増やしている。3年はだいぶ形ができてきた。キャリアセンターが学習部を利用して、中学校レベルの内容の学び直しができる機会を1年生に設け早朝の自主学習を促し、学校での勉強をする楽しみを植え付けようとしている。
教員の問題では、3年たって卒業生を出すと教員がかわっていく。立ち上げた人がいなくなって新しく来た人が前の学校のイメージで教育に関わる。年次以外の部署ではキャリア教育に対して理解が薄れていく。そうならないよう先生以外の部署でキャリア教育に取り組む。つまり全員がどこかの年次のキャリア教育に関わっていくようにしていくというしかけを考えている。
1年生では、入った時に夢や希望を聞くとその考えで固まってしまうので職業調べをやめた(キャリア教育の根幹の産業社会での人間探しに反する) いろんな学問を知ること、校外連携や地域とのかかわりで社会と学問の接点を知る。学びを先にして勉強したことがどう社会に役立つのか、だから学ばないといけないと思っていけるようにしたい。
2年生では、キャリアプランニングの中でディベートや小論文をやってきたが、小論文は昨年度惨敗だった反省から、今年度は考えを表現する、人の意見を聞いて議論するという機会を増やすことにしている。
3年生では、形になったものを少しずつレベルが高くなるように工夫をしている。
その他では、キャリアセンターは進路指導を兼ねているのだが、そり中で学習部というのを立ち上げ、中学校で抜けている学力を取り戻したり学習計画を立てたり学習習慣をつけたりできるよう学び直しの機会を1年生の希望者に与える取り組みを前期中間考査以降に取り組んでいる。アイディアやアドバイスがあればいただきたい。
関係ない話ですが、地下鉄敷地内に入ったサッカーボールが取れないときには山根さんに連絡してもいいですか
【山根】
いつでも連絡ください
【有元】
本校の根幹のキャリアセンターの実質的に運営の責任を負ってもらっている大山からの説明でした。前年度から改革に取り組んでもらっているわけですが、どうでしょうか。今年度は特に中学校との接続というか、弱い部分を抱えながら高校に入ってきている子のためにそこの部分を補っていこうという取り組みをやっているところです。
キャリア教育の流れとして最終的に就職するというときに、会社に就職しても就業する前提となる力が欠けている状況があるのかなと思います。国家レベルでもそういったことをすごく危機感を持っていると思います。先日も文科省の役人の話を聞く機会がありましたが、国家レベルでも日本という国の知的レベルが非常に危ぶまれている状況の中で、日本はあかんでと国際的に格付けされた瞬間に国債が売り飛ばされていくっていうのは日本の破滅を招くということで、今はいろんなことで関係省庁が結束して取り組みを進めています。特に大学に関しては教育の質保障というところで、国から厳しい要求をつきつけられているところだと思います。それと連動して高校教育の質の保障というところに絡んでくるわけで、そうなったときに高校でキャリア教育をちゃんとやらなあかんということに必然的につながってくるわけです。本校はそれを先読みしていろんな取り組みを多分全国的にも結構自慢できることをやっているのかなとは思います。
それが実感として何らかの効果を持っているって子どもたちに実感できるようにはなかなかならないし、保護者にもそれを理解はできないかなぁとは思っています。それがうちの苦しい所ではあるかなと思います。そういう今のある意味過渡期といいますか変換点でうちの学校を必死でアピールをし、ご存知かとは思いますが今の中学校2年生から入試の状況が兵庫県は一変しますので、そこへ向けてうちの学校の質を何とか保とうと今必死で広報してもらっている津村の方から説明してもらいます。
【津村】
これまで通り、春の段階での中学への生徒情報連絡、本校卒業後の進路等の報告、夏の学校説明会、秋のオープンハイスクール等に加えホームページでの学校トピック報告等継続していく。
学区の再編もにらみ、これまで以上に総合学科としての本校を発信していかねばならない。そのためにも我々自身がこの学校のことをきちんと知っておかねばならない。そのための校内での広報研修活動も必要。「チーム翔風」の名のもとに自分たちが頑張ったことを共有して自信をもって外へ伝えていく。ただ今までやっていたことを踏襲するだけでも難しい。外部の方々にも本校に対する疑問質問をどんどんお聞かせいただきたい。
【有元】
本校のキャリア教育の位置づけや方向性と現状の発信の仕方について何か感じられることはありませんか。
【中山】
大山先生のお話を聞いて感じたこと。夢や憧れを煽りすぎると火消しが大変で、最初にあまりに高い目標を掲げすぎると、それが達成できなかった時に意欲を喪失してしまう。夢が無くても目前にあるものにとりあえず取り組んでいく中で、次にやりたいことが見つかってくることもある。そういう意味でキャリア教育の方向転換を図られようとしていることは、やりたいことから広げていくという大学でもやっていることだ。
2点目は、勉強することに力を入れるとのことだったが、今、学生の就職面接で学生が答える学生生活は、ほとんどバイトとサークル活動のことばかりで、勉強のことを答える学生は少ない。勉強を頑張ってきたということへの大人の評価は高いものがある。大学で勉強したことが仕事をしていく上でベーシックな力になっていくということを知ってほしいと大学では取り組んでいる。
3点目、就職実績に関して今、関関同立に続けとばかりに摂神追桃の追い上げがすごい。その要因が何なのかを分析すれば何が大切なのかが見えてくるかもしれない。就職活動に関しては内定を勝ち取る自信があるという学生は全体の19%で、少しはある又はどちらともいえないが54%、自信がないとする学生は27%という構成になるという、いわゆる「二六二の法則」がある。企業は今この最初の大学名ではなくこの「二」の層の学生を必死に奪い合っている。この「二」の層の学生に大学名を問わず共通していることは、主体性と社会性をもっていること。まじめでこつこつ何かに没頭していけること。それを社会は求めている気がする。そういう意味では須磨翔風の教育目標はこうした時代の求めに即している。キャリアセンターに配属された職員は、大学が経費を払ってCDA(厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価資格)を取得する。そこでカウンセリングの基本を学んで学生と対応する。これが3年間キャリアセンターにいたということがステイタスになる。高校ではこうしたこしは難しいと思うが、キャリアセンターに所属するということにプレミアを付ける仕組みを作ってはどうか。そうすれば須磨翔風のシステムの推進力として共通の認識が得られる。
【信川】
信川さん、関連してどうですか。
【信川】
面接でいきいきしている人は、自信を持っているということと、学ぶ姿勢を持っている。変化についていける柔軟なフレキシブルな考え方ができるという人がいい。きちんとものが書ける、議論ができる、コミュニケーションがとれるといったことなどはベースとしての知識である。できることからやるというのはその通りだと思う。ちょっとの違いが人生での違い。挨拶ができる、笑顔ができるということが大事なこと。このごろは就職では最初から自分で向いている、いないを自分で勝手に決めつけすぐにやめてしまう。忍耐力は大事。通知簿で言うと左側より右側の記載が大事だと思う。そうした資質が学校を通して発信できたらいいのにと思う。決して学歴が大事ではない。リーダーとして現場を任せられるというのは知識が多いから任せられるものではない。バランスが難しいが須磨翔風からリーダーが出てくることを期待する。
福祉の仕事には意欲のある職員が必要。向き不向きではなく一生懸命やれば向いてくる。勉強ができるということは成績ではなくて興味のあることをし続けること。在学中にひとつ見つけて前向きにやっていく。それを先生方がいかに目標・意欲を見出してやるかが大事。
【有元】
ありがとうございます。部署の立場から今本校職員が説明しましたが、実際子どもたちの最前線で年次という区切りの中で経営していただいている2年の主任、1年の主任から説明をしたいと思います。
【安田】
正直主任としてお恥ずかしいです。これだけ先生方が一生懸命考えていただいているのにわれわれ教員に日々の授業もきちんとできない現状もあるのは恥ずかしくてつらい。なぜこうなるのか。運動部で頑張る生徒ほど授業で寝たりする。そういう本末転倒した生徒には支できないと宣言している。そうかといって部活をしていない生徒が意欲的に学習しているかと言えばそうではない。スマホにのめりこんだり、隠れてアルバイトしたり、学校の真髄である勉強、進路、将来に対して目が向いていない。説教はしているがなかなか改善されない。どういたらいいのかわからないというのが現状。しかし言うことは聞かないのかというとそうではない。たとえば時間はきちんと守る。静かにしろと言わなくても静かになります。にもかかわらず先程言ったような現状がある。今の生徒は全くどうなっているのかつかみかねているのが現状。
【橋口】
1年生はまだ中学生としての感覚が抜けない、高校生として求められる対応ができない。しかし部活動も頑張りたいという気持ちは持っているようで、それをどううまく引き出すかが課題。キャリア教育の改善としてこの1年生から新しい取り組みをしていこうとしているのでそれに全面的に協力しようとしている。例えば先ほど話があった学び直し。従来成績が悪いから補習を受けるのではなく、中学時代に残してきたものがあると思う者で何とかしようと意志のある者が40数名が取り組んでいる。何とかしたいという子供たちの気持ちをうまく生かしていきたい。
【有元】
生徒指導部長は今日はいないが指導部に絡むところでは、ルールマナーあたりがある。昨今違法行為をする生徒が問題になることよりも、特別な支援を要するところで、子供も教員も困っている問題や課題が目立つようになってきました。これは本校だけではなくてどこもそうだろうと思いますし、大学でも今問題になっていることだと思います。吉川先生、うちの授業をされていまして、うちの生徒の特長があるのであれば、なにか授業をされていて感じていることがあればどうぞ。
【吉川】
授業では最後5分くらいで必ずその日の授業が自分に対してどうなのかを自分なりに考えて自分なりの言葉でメモを書いてもらって、それがどうなのかということと、私に対しての批評の部分も含めて毎回書いてもらっている。書いたその時点で読ませていただいて生徒がどう授業を思っているのかそれを次の授業に取り入れている。特別な授業なので他の科目と違う部分もあるが、あえて考えているのは自分がそれを受け取ってそれをどう使い切るのか、どう考えるのか、気付きを与えるような授業をやろうと心掛けています。通り一辺倒でこうやりなさいというのではなく、こういうことがあったらこれをうまく利用すればこういうことができるのではないか、こういうことをするとこうなると気づいてくれるような授業をやろうとしている。本人が気づいてどう自分が受け入れてどう伝えるか、そういう授業をやろうとしている。そういう面では生徒とはうまくキャッチボールができているのではないかと思う。
【有元】
特に課題に感じることはないですか
【吉川】
体育の授業の後の生徒が何人かいるので眠たくて眠ったりするんですが、最初の1時間は頭に詰め込む授業なので、ここは基本ですよというのをやっていて、最後は書かないといけないので寝ていたら書けない。少しは頭に残してもらいたいので考えながら相手をしている。
【有元】
ありがとうございました。以上本校側からの説明です。今までのことを含めまして全体的なことでいいと思います。本校にお聞きになりたいことでもいいですし、本校側からも何かこの部分に言いたいことがあるという方はどうぞご自由に発言してください。
【野村】
生徒が寝ているというのは体力的に疲れてしんどくて寝ているのか、授業に集中できないのか。
【安田】
両方だと思います。もちろん体育の後で、と言うのもあると思いますし、われわれの授業が仕方にも原因があると思います。
【野村】
自分が40数名のクラスの仲間の構成員の一部であるという自覚が十分に育っていないのか。自分がそういう行動をすることによってものすごく周囲がネガティブになる。頑張っているものからすれば嫌な状況ですよね。
【安田】
嫌だと思います。
【野村】
ですよね。反対に自分がそういう嫌なことをされたらどう思うかとか、意識してそこは頑張らないといけないんだというような精神論みたいなことは通用しないのか。先生も自分の授業の仕方がどうこうではなく生徒に対しての考え方の問題だと思うんですけど
【安田】
寝ている生徒を起こさない教師が悪い。寝ているのを放置しながら授業をやっている教師が多い。だからその生徒は許されたと思って寝ますよね。俺は部活で疲れている。体育で疲れている。先生は何も言わないとそれを認められたと思ってしまう。
【野村】
大学でも静かにしてくれていれば寝ていた方がいいという先生もいますからね。昨日遅くまで勉強していたのか、などとちょっかいをかけて無理に取り込んだりしているが、みんなの前で恥をかかせないような叱り方も難しい。しかし教師の側が寝ていてそれでいいんだというような態度をしてはまずい。教師も生徒もいっしょに学びを築き上げているんだという意識づくりに努力をしたい。
【安田】
もちろん全員ではないが何人か起こさない教師がいるとそこから崩れる。逆に起こしてしまう先生の方が悪者になっている。
【野村】
私は、普段の授業を突然校長先生とか教頭先生とか他の教科の先生とかがパッと急に見学に来られてもいい授業をいつもしていたらいいんですよ、と常に言っている。急に来られて見られては困ることをしているというのはプロとしては許されないことだと思う。放置をしていることが実はよくないことだとわかっていてし続けているのはいけないこと。生徒がネガティブなスパイラルに入ってしまいますので。一生懸命やっている子がかわいそう。
【有元】
ほかにざっくばらんに何かありませんか。
【山根】
非常に耳が痛い。育友会の代表として言わせてもらいますが、親側も授業中に寝ていることは知らないと思う。ある高校の野球部では授業中に寝ると担当の先生から野球部長に連絡が入ってその日の練習は外され、懲罰的なことかもしれないがトイレ掃除などをさせられる。
寝るというのが疲れからきているのか興味がないからとか、そういう逃げ道を作ってしまうのなら、先生眠たいんです、と自己申告してもらってもいいと思うんです。ではどうするのと聞いてみて、生徒が、立って聞かせてもらいます、というふうに自分で申告するということがあってもいい。それができるかどうかわかりません。でも悪いことではないと思います。自己主張とか主体性につながると思う。自分がこの授業を受けるには万全な体調ではないですよとだからみんなが認めてくれるなら立っていいですかと。このまま放置するとか指摘するとかの議論はイタチごっこで問題は解決しない。子供にも自覚を促せて基本的なこと、授業をなんで受けているのかということ、自分がやりたい仕事に就くためにこの学校は選択制なので選択しているのに嫌なら受けなければすむ話。でも選択しているならちゃんと受けないといけない。
最終的には自分の行きたい進路仕事につながるということを、小学生に言うような話かもしれないが1年次において最初にまずは授業の受け方というのをそこから始めていって、眠くなるのは生理的なことだから仕方ないじゃあどうしたらいいか、教えてやってほしい。それが自立と主体性を培うことになる。
【中山】
大学でも困っている問題です。スポーツ推薦で入った学生が試合の後は休んだりしている。もちろんきっちりしている子もいるが一般入試で入った子に比べると授業についていけなかったりと、空気感が違う。
1年で「人間関係」の授業をやっておりそこで学んだものが、2年になって相関関係、コミュニケーションとか人間関係の実際にうまく活きているのかどうか。勉強は勉強という形になってしまっていないか。学生にも問題があるが怒らない教師に問題があると言っているところが実は問題ではないか。こちらの学校がもっといい風に変わっていくためには今話を聞いていてそう思った。
【安田】
「人間関係」の授業の効果は、素直であるとか先程も言ったように時間を守ったり指導に素直に従うとかの成果は出ていると思う。マネジメントプランの中でも1年次しかSGEができていないというところは問題。2年次3年次でも受けることができればいいと思う。日々の生徒とのコミュニケーションも一つの人間関係である。そういう点ではコミュニケーションができない教師が増えているのも事実。寝ているのを起こさない教師はコミュニケーションが下手。寝ているのを起こすのは嫌だ、コミュニケーションをとるのも嫌だというのでは教師としてありえない。
【信川】
介護の専門学校の生徒は、スポーツもしていないのにここの生徒よりも授業中に寝ている。起こしますが。講義がくだらないのか聞いたがしたくないと思ったら寝る。スマホを使って何かしている。グループワークをしていても真剣にやる子とやらない子と分かれてしまう。その時は今話していることは大事なことで今回の授業を聞かなければ後悔するというような事をチラチラ言ってみる。それでも聞かないときは評価を落とすなどと言って最後の手段を使うが、今日やっていることはこの話を聞かないと社会の中で後々必要なことを言っているなど言い続けないといけない。大事なことはメモを取るなり自分の中で留めることをしないといけないと会話のキャッチボールの中でし続けていくことが必要。私がどこかで妥協してしまうと生徒も離れてしまう。
【有元】
ありがとうございました。たくさん意見をいただいてありがたいですね。信川さんどうぞ
【信川】
生徒が社会に出て苦労するのが目に見えているという中で、今を大事にしなければならない。愛するということは大切に思うこと、その人を大切に思えば何をしないといけないかわかってくる。愛することの反対は無視すること。嫌いとか愛さないとかではなく無視すること。寝ている子を起こさないのは別の言い方をすれば無視するということである。無視をする人は実は自分のことを好きではない。相手に何とかしてあげたい手を差し伸べたいと思える人は自分を好きな人、自分を大事にできる人は相手も大事にできる人。そういうことを考えれば勉強ができる人とかでなくもっと深い所の話になっていく。私は自分の施設の先生方や職員には自分を好きになってほしいと言っている。自分の仕事に誇りを持ってほしいと思っている。そうすればあなたのまわりは変わっていくし、あなたの考え方は変わってくるし、あなたの言葉が変わってくるし、言葉によってあなたの人生も変わっていくし、その言葉を待っている人がいる。ぜひいいものをあなたから発してほしい。考え方が言葉になるので考え方はすごく大事。
うちの職員の中にも、トイレに行きたそうにしている利用者を見ても、見なかったふりをする人がいる。面倒くさいというよりそれをすることによって自分の思っているスケジュールが狂ってしまうので自分のすること以上のことはしない、見なかったことにする。
反対にトイレに行きたそうな人を見たらすぐに動く職員もいる。トイレにすぐに連れていくことでおむつ替えなどの仕事が減るうえに本人がとても機嫌がよくなり仕事がスムーズに運ぶ。見なかったことにする職員はおむつが汚れてしまったり、本人の機嫌が悪くなってしまってかえって時間がかかってしまう。結局自分に返ってくるだけ。自分から動くことによってまわりが変わる。利用者は職員のことをよくわかっている。あの人は好き、あの人は嫌い、その上愛情を試すような嫌がらせをしてくる。試されているのをわからない無頓着な職員と、常にアンテナを張っている職員との差を利用者はよくわかっている。職員の方から変わっていかないと相手が変わらないと常に言っている。
【有元】
ありがとうございました。他にございませんか。では最後に校長より。


4. 閉会 校長挨拶
長時間ありがとうございました。さっくばらんな話ができてありがたい。問題は学校評議員のみなさんのご意見を私たちが具体的に生かしていくということが難しい。毎年そうだがそこが課題だと改めて思う。教員も真剣に取り組んでいるので今後ともよろしくお願いします。

 


(了)


 

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