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気象警報発表時の対応

判断基準は以下の通り。 (「NHK」または「サンテレビ」(他局は不可)のテレビ放送のみ。)

<参考> NHK気象情報  気象庁発表神戸市区域気象警報
. 「神戸市」(「兵庫県南部」「阪神」と表現される場合も含む)に「暴風」「大雨」「洪水」「大雪」「暴風雪」の警報が発表された場合
(1) 6時30分現在、警報発表継続→自宅待機
(2) 8時30分現在、警報解除→10時30 分より3限目以後の授業を行う。
(3)10時30分現在、警報解除→13時より午後の授業を行う。
(4)10時30分現在、警報発表継続臨時休業

2. 定期考査期間中に上記の警報が発表された場合(改訂:平成24 年10 月)
(1) 6時30分現在、警報発表継続→終日休業
(2) 終日休業になった場合は、当該考査は考査最終日の翌授業日に実施する。

●神戸市以外から登校する生徒で、自分の居住する市町域に警報が発表されている場合は、上記の基準を準用する。
●始業後に上記の警報が発表された場合は、生徒の安全を考慮して対応する。

 

レインマップこうべ250

平成24年度第2回学校評議員会記録

平成241112日(月)

15:0016:46 会議室


1.出席者

 ○学校評議員(兼学校関係者評価委員)

【出席】

 信川 恒夫 社会福祉法人ぶどうの枝福祉会 特別養護老人ホーム愛の園園長

 足立  明 流通科学大学副学長・サービス産業学部教授

 吉川 義樹 NPO法人兵庫県レクリエーション協会常任理事

 二俣 由美 育友会長

【欠席】

 野村 和宏 神戸市外国語大学外国語学部英米学科教授(公務)

 中山 一郎 甲南大学キャリアセンターキャリアカウンセラー(公務)

 ○学校側

【出席】

 冨浦  誠 校長

 堂本 恵三 事務長

 川畑 達雄 教頭

 有元 文祐 教頭・キャリアセンター長

 

3.開会 15:00 於会議室


             
(以下記録)


1.
学校長挨拶

【冨浦】

後期が始まり1ヶ月、おおむね落ち着いている。

県高校商業教育脅威主催英語スピーチコンテスト(自由英作文の部)2年増田君が優勝し、全国大会に出場する。

県高連台湾遠征選抜メンバーに本校3年吉川綾投手が選ばれる。

就職試験も激化の中、18名中17名が内定。

進学もこれからが本番を迎え、昨年以上の実績を上げたい。

9月現在の中学生高校進学希望動向は500名。


2.
学校運営前期分報告について

【有元】 資料説明


【吉川】キャリアプラニングの3年間筋の通った指導は難しいと思うが、途中で方向性がぶれた生徒の割合はどうか

【有元】ぶれているという認識がない子もいる。比較的明確な意識をもって推薦入試で入ってきた子にとっても、その意識がどれだけ確たるものかはわからない。キャリアプラニングはまさにそれを確たるものとするための授業。本当は確たる目的意識が先にあって、科目選択をする中でぶれてくるという現象が生まれてくるべき。しかしタイトなタスクスケジュールのために、キャリア形成と同時に科目選択を行わざるを得ない制度が苦しい。科目選択も100パーセント希望が叶うものでもない。確たる目的・目標を持たせて後の科目選択にならないために、お尋ねのような「ぶれ」がどの程度起こっているのかが非常にわかりにくい。教員と生徒の関わる時間が物理的にとりにくいということも本校のシステム上の課題だ。

【冨浦】全国的にもどこの総合学科も同じ悩みを抱えている。キャリア教育の成果は、卒業後に現れるもの。高校生の段階で明確な意識が確立しにくく、科目選択の関係で結局その時々の興味関心でしか判断できない。

【二俣】うちの娘はこの高校はこういう高校だと理解して推薦で受検した。昔の高校のイメージでいたので公立高校で補習の徹底を謳っていたことは、塾に行かせていなかった親としてはありがたかった。高校2年の時、すでに時間割登録が終わった段階で、教師という目標の中で、文系か理系かという選択の中身に迷う時期もあったが、先生とよく話す中で納得できた。うちは目標があったからいいが、確かに目標のない子はどうしているのかなという気はする。ただ須磨翔風はこういう学校だということはある程度理解できていると思うので、無目的の子はそんなに多くはないだろう。

【有元】何のために大学に行くのか、何のための就職なのかを教え込めたらいいのだが、教育課程への位置づけは難しい。

【二俣】卒業の時にわかるのではなくて、卒業して数年たって成果がわかるのであって、高校3年間だけのことで判断は難しい。どこの高校でも同じ。卒業後の企業や地域が高校教育に想定している達成目標と比べてみて学校教育の質が判定される。

【足立】大学では、入試のところで何を目標にしているのかということを確認している。企業は社会人基礎力求めている。チームで仕事をする上で欠かせないコミュニケーション能力と、学生時代に取り組んできた行動力、仕事がPDCAで回る以上、課題を発見する力を身につけることが必要。キャリアの立場から言っても、将来の目標については大学3年になっても変化する。大学入学したころの思いが、就職活動などを機に再考する。キャリアというのは都度変化してもそれでいいのではないかと思う。職業選びは難しい。高校から大学を選ぶことの方がやさしいのではないか。

【信川】福祉現場では資格要件がどんどん複雑になっているが、資格さえあれば仕事ができると思っている。ベースの人間的な魅力は何かというと、まず基礎学力と自分を大切にできるというプライドが必要。人と関わる以上ある程度の基礎学力が必要で、それこそ高校教育に必要。大学ですら資格を取ればそれでよしというような専門学校の様相を帯びてきている。専門学校で資格を取ってきた職員が、業務でチェックはできても書類が書けない有様。自分一人で考えて書くということができない。業界内で神戸市独自の資格試験を作成したが、筆記はほとんど書けない。専門的な知識はあっても自分のものになっていないので書けない。自分のものになっていないのだからコミュニケーションがとれるはずない。人に言われることしかできない。ここにこそ教育が必要。この仕事が好きでやっている職員は資格の有無に関係なく安心してみていられる。しがらみのある中で働いている職員は、見えないところで何をするかわからないので気を付けている。

【二俣】PTAも同じ。好きでやっているから周りもついてきてくれる。

【信川】まじめすぎる人も危ない。常に人と自分を比較して疲れる。好きでやっている人は人と比べない。そのままでいいのだということを学校の中でいかに問いかけていくかが大事。キャリアプラニングで社会のことを紹介できても、たかが紹介に過ぎない。自分は40代で転職したのだから、高校生で自分がわかるはずがない。長い視点で常に学ぶ姿勢が身に付けられたらと思う。

【冨浦】確かにキャリア教育は紹介だが、その中からこれだと思うものを見つける生徒もいる。

【信川】紹介する人がわくわくするような情熱を持った人であるべき。教師ももちろんだ。

【吉川】確かにそう思う。いろんな年齢層に教える立場にあるが、最初からそうなったわけではないし、自分が経験の意味が分かっているから、質問されても答えられる。違うところに進んでも応用が利く。今度寝たきりの方も含めたレクリエーションを考案してほしいとの依頼にも、自分がやってきたからこそ対応ができる。やっていないことをペーパー上で教えるのはうわべだけの知識になってしまう。

【信川】趣味が3つ以上ある人は、過去20年間の統計では認知症になる人が8割減となっている。認知症それ自体は問題ではなく、その人の持つ引きだしが多い人は不安がないので、認知症になっても普通の生活ができる。高校では勉強ばかり、部活ばかり、人の面倒見ばかり、といった偏りがあるのはだめでバランスが大事。

【二俣】あとは生活の部分で学校と家庭のバランスだ。

【吉川】生徒を介さずに保護者の意識を確認するような場はあるのか。

【有元】年2回の保護者会ぐらいか。子どもとのやり取りが保護者のニーズと合致しているかという確認はできていない。

【二俣】三者懇談では個人個人のデータでの説明だから、きちんと聞いていれば大丈夫。

【信川】家庭訪問は。

【冨浦】決められた期間に家庭を訪問するというのは高校ではない。必要に応じて実施する。

【二俣】でも、朝登校していなかったら電話はある。

【足立】大学の就職は、親子で決めていくように変わりつつある。親をサポートしないと就活はメンタルな面も含めてかなり追いつめられる。最終的な意思決定の場には親子の会話を大切にしようとしている。特に地方、東京、海外に行くとなると、この家庭の将来の在り方は親にとって重要な問題なので、就職は親と共闘するのが今の全体の流れ。親子で就活の価値観が違う。就活そのものが、われわれのころは紙にいちいち書いての手続きだったが、今はネットで一気に百社単位に行えるようになっている。こうなると親に価値観を変えてもらわねばならなくなるので、就活は親子で一緒にやる状況。

【信川】3年ほどで辞めるという人が結構多い。私等の時は必死になって、就職したらそれが天職になるというような、とんでもない残業してきたが、今はそんな精神論は意味がない。

【冨浦】離職率が3年で高くなるというのはよく言われている。

【足立】大卒の36分が3年以内で辞める。卒業した時点で12万人が就職しない。結局は半分は3年以内で就職ができていない。そう考えると、出るときにきちんと適性を考えないともったいない。

【信川】条件のいいところほど、離職するたびに条件が悪くなる。

【冨浦】高卒での就職もそうだ。

【有元】教員に現状分析のアンケートを実施したので、これについて川畑教頭から説明する。


3.  
現状分析アンケートSWOT分析について

【川畑】SWOT分析についての説明

【有元】評議員のみなさんもぜひ分析していただき回答を返信していただきたい。これをもとにこちらの認識をいろんな方面に聞いてみるためのアンケートを実施する。その中で共通する思いの部分の伸長あるいは改善を最優先したミッションを考える。今年度末にはいい学校評価ができると思っている。

【足立】私も大学の授業で使うが、気をつけなければいけないのは、強みと弱みは裏返しなので、強みと弱みを両極端に表現するのは難しい。最初に戦略ありき。企業の商品改善のために使うのは簡単。競争相手を明確化することや、強みと機会が一番伸ばしていかねばならない戦略。そうすると突き詰めて3Cの発想になってしまう。早く戦略を出してこれに対しての意義を求めていった方がいい。これだけたくさん出て来たものを整理していると、どうしても総花的なものになってしまい、どこをどうしていいか混乱するというのが教育で使うSWOT分析の弱点。例えばターゲットを具体的な高校や中学に絞って分析すれば、ここが強い、弱いという結果が出てくると思う。

【冨浦】確かに、施設立地という項目は、いろんなところに出てきている。

【足立】私も一応作ってみたが、たとえば県立と市立の強さ、弱さをどこかで分析しないといけない。差別化がないままにやってもブランドが高まらない。結局は大学も同じことをやっている。ブランドをどのように差別化するかが勝負。

【冨浦】本校にしかないものがブランドだと思って強化したいが、

【足立】和太鼓とかね。

【冨浦】部活動で言うとそうだ。教育内容で言うと、「人間関係」とか「教育」とか「福祉」というのはあまり他でやっていないこと。

【冨浦】うちへ来る生徒のほとんどがこの学校の周辺の子が大半だが、平成27年度から学区が神戸へと淡路とが一緒になる。その時に中学の分析が必要だと言われましたが、そうなると遠くからも来てほしい。

【二俣】高い交通費を負担してまでも行きたい学校なのかどうかということだ。

【冨浦】その通り。そうしたい。

【信川】たとえば中学校区地域300m圏内で7割をその学校が抱えれば、他にその学校文化は広がらない。そう考えれば他地域からのものは脅威にはならない。やはりいいものはいい。ただし、デイサービスをやっていると、八方美人は誰も選ばない。例えばリハビリで可動域の低下スピードを弱められるが、自主的にどうやれば楽しくリハビリができるかに特化してサービスを考えれば自然と選択してくれる。選ばれるためにどうすればいいかを考えることは、捨てることだ。「この人たちは私たちのお客さんではない」、と捨てられないと特徴は出ない。そうなると選ばれなくなる。そう考えると、この分析で、私とだいぶイメージが違うのは、ハードがいっぱい出ていること。やはり教育というのは、エアコンがあろうがなかろうが関係ない。それが弱みだと言われるなら、時代がそういうことなのかなとは思うが…。今回のSWOTは、先生の情熱であるとかもっとソフトの部分のことなのかなと思っていた。見えないものの分析が必要なのではないか。

【事務長】事務方からすると、ハード面での改善は予算や規模の点でなかなか難しい。

【吉川】どこか特化してでもこれがというものがないと認知されない。

【信川】捨てることができるかどうかが特徴を出すことだと思うが、捨てられない。

【足立】大学の定員も、たとえば900人のところを600人にして、その中身を明確にすればものすごくきっちりとしたブランドもできてくる。だけれども経営という側面でその300人を減らせられない。最初から600で、そこから増やしていくときはいろんなアイデアが出るが、逆に切っていくときは、迷う間に時間ばかりが過ぎていく。

【二俣】うちの場合は、できたての学校だから興味を持った。中身を知ってからこれは無理だという生徒もいた。これが何年もたってマンネリ化したときにどこに興味を持ってくるようになるかということですよね。卒業生に頑張ってアピールしてもらわねばならない。

【有元】総合学科はそもそもある意味そうしたカラーを出しにくい総花的なシステムだ。ニーズも年度によって異なるため、ある時期にニーズがないことを理由に切ってしまうと復活ができなくなることを考えると腰が引ける。

【足立】立地というのは本校の場合、強さではあるが弱みにもなる可能性がある。強さでありながらイノベーションしにくいところだろう。

【有元】名谷に近接しているという条件が利点だということはわかっていても、具体的にどうするかということになると動けない。教育や福祉ばかりやって、結局進学ができていなければ現実的な問題として保護者の共感は得るのは難しい。教育的効果があるとはだれもが認めていても進学実績とは切り離された問題。

【二俣】そういう教育効果があるということを理解して高校へ来ないといけない。オープンスクールの時に、高校生がチームを組んで、全く初対面の中学生をさっとコミュニケーションをとらせられるのを見て、本当に素晴らしい学校だと思った。リーダーの2年生が、こういうことは自分たちも入学した当初は全くできなかったと言っていたのを聞くと、たった1年でこんなに成長するのかと見せつけられたようで感動した。子どものとらえ方と親とはまた違う。

【信川】キャリアプラニングの成果を高校生がパワーポイントでプレゼンするといのは考えられなかった。すごいことをしているのだから、もっともっと外向けにアピールが必要。私たちの業界は職員を選べないから質が下がってしまう。5人応募して4人しか来なければ全員通すしかない。選ばれる学校になればレベルも上がり、それを励みに先生もいい方向に向かうもの。情報を発信して、熱い思いを持つ子供たちを集められるようにしたい。いやいや仕方なくここへ来るようでは身も入らない。

【二俣】何かしらの思いを持っていないと、ここの高校ではそういう子は続かないと思う。

【信川】それこそ強みだ。

【二俣】生徒にもこういうことを聞いてみるのも面白いかもしれない。

【有元】もちろん聞く。先ほど説明したように生徒の出席率が高いということは、そこになにかしらの思いがあることの表れ。

【二俣】うちの子どもは食堂がおいしくて安いとよく言っている。

【有元】それだけなら昼時にくればすむことだが、熱くても寒くても朝から登校してくることの裏には何かしらの思いがある。そこをうまくつかんで伸ばしていかないと。

【二俣】部活動も全体的によく頑張っている。

【有元】女子生徒の比率が高い割には加入率が高い。放課後の学校がやかましいのはいい学校だと思う。

【有元】時間もだいぶ長引き大方二時間になろうかとしているので、これで今回アンケートを取り、次回の第3回でフィードバックできるようにしたい。次は、なんとか委員全員がなんとかそろうよう34日の週で考えている。このあたりで調整したい。またご都合をお聞かせください。明後日日は中山委員の講演会を予定しているのでご関心がある方はどうぞ。本日はお忙しいところありがとうございました。

(了)