神戸市教育委員会学校教育課の自然体験施設です。
        
 


 

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2019/03/07

いちごの1年間の流れ

| by:職員

いちごの栽培は、1年間かけてお世話が必要です。
いちごの栽培方法を紹介します。
(あくまで本園が行っている方法ですので、ほかのやり方もある可能性があります。)

◎4月

株が大きくなり、いちごの実が大きくなり赤くなってきます。
本園は、ゴールデンウィーク前から5月の中旬くらいまで学習としていちごの試食を行っています。
いちごを食べる時期に、細長い茎のようなもの(ランナー)が伸びてきます。
いちごの実に栄養をたくさん与えたいので、このランナーは切り離します。
また、枯れている葉があればその部分を取り除きます。


へたが上に向いているものが、新鮮ないちごと言われています。

◎5月中旬~6月中旬

5月中旬くらいに学習が終わり、もう1年後のいちご学習に向けて準備が始まります。
右したに伸びているものが、ランナーです。
来年のいちごの株になるこどものようなものです。
本園は、元気そうな株を残しそれ以外は、すべて撤去します。




◎6月
ランナーが出てきたら、ポットに土を入れてランナーを育てます。
このときランナーには根も生えていませんので、本園は、ピンで止めてランナーから根をはりやすくしています。
親株から一番近いものが、子供その次に生えているのが孫、その次に生えているのがひ孫・・・・・というようになっていまして、1本のランナーからたくさんの子株を作ることができます。
そしてこのとき、親株にも子株にもしっかり水やりが必要です。


◎7月
子株がどんどん大きくなってきました。
この時期も毎日水やりが必要です。
たくさん子株をとると置く場所がなくなってきます。今年度やってみたことは、土台をつくってポットを置くスペースを作りました。
木の板やポットケースを逆さに向けて土台変わりにしました。
谷に水が溜まりやすいので土台を作り、根腐れを防ぎます。



◎8月
子株にしっかりと根がついてきます。
大きくなってきた株を切り離します。
このときピンは残したままです。
離した子株は、ポットケースに詰めて保管します。
この時もしっかり水やりをします。
とくに今年度は、猛暑でしたの水やりを忘れてしまうと枯れる株がたくさんありました。
また、枯れ葉があれば、取り除ききれいな緑の葉だけ残します。
9月くらいにほんの少し追肥してあげると元気に育ちます。


◎9月~1月

畑が空いたら、耕運をしてからハウスの畑の中に肥料をまきます。
本園は、たい肥をまいて耕運します。
耕運したらまた肥料をまきます。
いちご配合肥料、セルカ、とん骨ペレというものをまんべんなくまきます。
そして耕運をして、畑作りを行います。

そして、子株を畑に植え替えます。本園は、2条植えでちどり(互い違い)で植えます。
植え替えたあともたっぷり水やりをします。
本園は、畝の真ん中に灌水チューブをつけて水やりを簡易化しています。

ある程度時期が経つと枯れ葉や花が咲いたりするので、それをとります。

◎2月

この時期に追肥をします。
直接根に向かって追肥をすると肥料あたりして枯れてしまいます。今年度追肥した時は畝の両サイドに切れ目をいれて
その部分に肥料をまき土寄せしました。
それが完了したら、マルチをかぶせます。

◎3月
気温が少しずつ上昇してきていちごの成長も早くなります。
この時期は、株の整理(枯葉とり、花や実をとる)ことが必要です。
4月後半の学習にむけて3月中旬以降は花を残して実をつけさせる準備にかかります。

そして4月を迎えてという風に1年間ほぼ同じ流れで行います。



以上が1年間のいちごの栽培についてです。
さまざまな方法があるかと思いますが、本園ではこのやり方でやっています。
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