多聞寺
多聞寺のご詠歌 「よろずよの 願ひをここに かきつばた 大慈大悲の 多聞でらかな」



■吉祥山 多聞寺 神戸市垂水区多聞台2丁目2の75
■吉祥とは、よいことの兆しという意味。
多聞とは、仏教語で『仏の教えを、多く聞き、心に止めて多く知るという意味。
多聞寺は 貞観2年(860年)清和天皇(第56代)の命を受けて、滋覚大師(円仁)が
毘沙門天を掘り込んで安置し寺にしたのが始めと伝えられている。
境内にある心字の池のカキツバタは5月中旬が見ごろである。池いっぱいに咲く
カキツバタの花は見事である。
■多聞寺の主な行事
・1月5日 修正会(しゅじょうえ) 鬼追い式(追儺式)
厄除けと五穀豊穣を願う 鬼会式
・5月の第2土曜 花見法要 見ごろになったカキツバタを見学してのお茶会
■多聞寺に関連した地名(字名)より
・大門前・・・現在の第二神明道路のガード付近の字名、ここに多聞寺の南大門が
あったとされている。
■多聞寺を中心につけられた字名
・西ノ池・・・・多聞寺の西の方向にあった池(西脇2丁目)
・西脇・・・・・多聞寺の西の方向で寺のすぐ側の土地(西脇小学校がある場所)
・西の岡・・・・多聞寺の西の方向にあった丘(明舞団地あたり)
※多聞寺発行一般用しおり参照
※本校では 描画会のテーマで多聞寺を題材として書かせてもらっています。