児童のみなさん、おはようございます。
　今週は１０年前のお話をします。４年生のみなさんの生まれた１０年前の３月１１日の１４時４６分に、宮城県沖の海の下で大きな地震が起こりました。この地震は東日本大震災といい、１万８千人を超える方々が亡くなってしまう、とても大きな地震でした。今週の木曜日はその東日本大震災から１０年を迎えます。１０年前のこの日、校長先生は中学校の卒業式の日で、少しホッとしていた時にテレビから流れてきた映像をしっかり覚えています。

みなさんもニュースなどで見たことがあると思いますが、この東日本大震災は、大きな津波によってとても大きな被害が発生しました。津波というのは、地震の揺れによってできた海の波の大きなものです。記録によると、この地震では、一番大きい所で２１メートルの津波だったようで、建物の高さで言うと、７階の高さの大波だったそうです。７階と言えば、若宮小学校のプールのあるところです。そんな大波が来たら、建物も人も全部流されてしまいます。

みなさんは１月に阪神淡路大震災についていろいろ考えましたが、今週はニュースなどで、東日本大震災についての話があると思います。自分の身を守るため、命について考える１週間にして欲しいと思います。これで校長先生からのお話を終わります。