白岩先生の植物教室 アリマウマノスズクサ
8.六甲山地でしげる、この地だけの植物

 アリマウマノスズクサは、六甲山地にだけ見られる植物です。
  • 各地で見られる似た種との違いは、どのようなところにあるのでしょうか (この花の特異性)。
     
  • 葉の形より花で見てください。

[アリマウマノスズクサの花の各部の名前]


[幅の広い葉をしげらせるアリマウマノスズクサ、
1984.6.25.]


よく似たオオバウマノスズクサとの比較
  オオバウマノスズクサ アリマウマノスズクサ
花 の
大きさ
舷部の大きさはほぼ同じですが、筒部はやや細くなります。
筒部は全体として太い。
舷 部
形はほぼ同じで、黄色地に赤褐色のすじがついています。
舷部の花にしめる割合が大きくなっています。
開ききらずに、特に左右は半開程度です。
色は様々で、すじのつくものやすかないものがあります。
花全体に占める大きさの割合はやや小さくなっています。
全開し、外側に反り返ります。
筒 部
舷部と筒部の境は、リングで区切られています。
リングの形は、円形かだ円形です。
上部内壁の斑点は大きく、下部はやや小さくなったものがすじ状に列になってつきます。
舷部の広がりの割には小さくなっています。
舷部と筒部の境は、突き出しによって区切られています。
筒部の口は、三角から五角、円と様々です。
内壁には斑点がつきません。
下部筒部は特に太く大きくなります。



 ■ オオバウマノスズクサ


 アリマウマノスズクサとの違いがさがせますか?

[1985.6.9.]
[1987.5.30.]

[1985.6.9.]


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