ノジギク キク科 (11月)

 日本の海に近い山野に自生している菊の中にノジギクがあります。ノジギクは日本しかない固有の種で、1924年牧野富太郎博士が発見されました。兵庫県の大塩・的形地域を調査された牧野先生は『日本一の大群落』のあるところと報告されました。1954年には兵庫県の「県花」に指定されました。

 以後50年たった今、ノジギクはどうなっているのでしょうか。県民の関心はどうなのでしょうか。私はノジギクを過去の幻の花にしてはいけないと願っています。

 公園や学校に植えても、世話が欠けると株が移動したまま栽培菊に近いものになって草むらに姿を消してしまいます。


(1)私がノジギクを調べていた約20年前

 ●各地に群生していました。


[上2枚:姫路市大塩、ノジギク、1981.11.8.]

[ノジギク、1980.11.3.]
 ●花の色は主に白色......

[上2枚:姫路市大塩、ノジギク、1980.11.9.]

 ●黄色いものもありました。

[姫路市大塩、キノジギク、1981.11.8.]


[姫路市大塩、キノジギク、1978.11.5.]

[姫路市大塩、キノジギク、1978.11.5.]


 ●ピンクのものもありました。

[右2枚:姫路市大塩、ノジギク、1980.11.9.]
[下:姫路市大塩、ノジギク、1978.11.5.]


 ●花にくる虫 晴れた日は多くの虫が集まりました。
[ノジギクと虫、1981.11.8.]

(2) 2001年の調査で...

 ●野生で咲くが場所は減ります。

[姫路市的形、2001.11.5.]

 風格のある花です。自然の中で見る花です。


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