白岩先生の植物教室 モクレンのなかま
7.ホオノキ

ホオノキ・・・落葉性
  • 新芽は紅色をしています。托葉は大型で若い葉を保護します。
     
  • 葉の裏に白く細い毛がついています。葉は大きく40cmにもなります。山へ出かけたとき、ホウバ、すなわち包葉は紙皿の代わりに使えます。
     
  • 木は枝分かれが少ないです。木目が細かく均質で柔らかです。下駄の歯に使用されています。工作でも使いました。

 ■葉
[ホオノキの葉、2001.6.9.]

[葉の裏がわ、2001.6.9.]


 ■幹
[六甲山、1986.4.20.]

[養父郡関宮町、1990.7.29.]

[養父郡関宮町、1990.7.29.]


 ■花

  • 花の直径20cmくらいの大輪。芳香を出します。花弁は9、がく片3、花糸は赤い色をしています。


  • 落葉します。

     [2001.10.21.]

[東公園、1985.5.2.] [東公園1985.5.2.]
[城崎郡日高町、1998.5.10.] [札幌市、2001.9.4.]

  • 花の寿命は短いです。
     まず花は強いにおいを出して半開きし、先に熟しためしべが花粉を受けて閉じます。
     次の日、皿形に開いた花はおしべが熟して花粉を出します。花を訪れた昆虫は体いっぱいに花粉をつけて飛び去ります。
     3日目残っていたおしべは花粉を出し切り、崩れて落ちます。最後に、花弁が散っていきます。
     
  • 受粉にかかわる昆虫は、調べた人によると、ハナアブ類、ハナバチ類、甲虫類であると報告されています。みなさんも調べてみてください。
     
  • 種子は赤く、熟すと白い糸状にほぐれ、垂れ下がります。

 ■果実と種子
[札幌市、2001.9.4.]

[札幌市、2001.9.4.]


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