神戸の自然シリーズ8 神戸の蝶
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 55.ヒオドシチョウ /タテハチョウ科


 雌の方がやや大型で翅幅が広いがそれだけでは不確実である。他に似た種はない。

 神戸では低地にも山地にも発生するが、一般に個体数は多くない。ときどき多発する年がある。

 飛翔は速い。ときには葉上に止り、近くを飛ぶ蝶を追飛する占有性を見せることがある。クヌギコナラの樹液によく来るが、ウツギ類、アザミ類などの花にも吸蜜に来ることがある。

 年1回6月頃に羽化するが、低地では間もなく夏眠に入り、秋に再び活動した後、冬眠に入る。冬も暖かい日には活動する。

 幼虫の食草はヤナギ類、エノキにもつく。


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