神戸の自然シリーズ8 神戸の蝶
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 69.ヒカゲチョウ /ジャノメチョウ科


 雄は後翅表面中室に毛を生じる。習性もクロヒカゲに似るが、クヌギなどの樹液に集まるのは、前種より多い。この種の棲息域が低地の二次林に多いためであろう。人の汗にもよく来るが、鳥獣の糞尿、腐果、動物の死体などにも集まっているのを見る。雄は夕方に林間を活発に飛び、占有性を見せることがある。

 年3回発生と見られる。5月頃より現れ6月頃から10月頃までほぼ継続して見られる。幼虫越冬で、幼虫はササ、タケ類につくといわれる。

 クロヒカゲモドキは兵庫県下には産するが神戸では未採集である。しかし棲息する可能性が高いので参考写真を掲げておく。


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