魚の口はよく見ると、上についていたり、下についていたりしています。
メダカは口が上についていますが、カマツカやドジョウは口が下についています。どちらが便利かと言う問いについては、どちらも便利だというのが適当です。それは、それぞれの魚が、それぞれに適した口で餌をとっているからです。
メダカはいつも水面近くを泳いでいますが、水面近くを流れてくる小さな落下昆虫や、動植物性プランクトンをよく食べます。水面にそって口が開いているので、餌をとりやすくなっています。
それに対して、カマツカやドジョウは、普段底を這って(はって)いて、下についている口で餌を探します。特にカマツカは、口を長く伸ばして底砂を口に含み、砂の中にもぐっている餌(ミミズなどの底生動物)をとります。その際口に含んだ砂は、鰓(えら)から吐き出します。
ドジョウは、口の周りに10本のひげがあり、砂利や泥の中にそのひげをつっこみ餌を探してとらえます。
魚はそれぞれに適した口がついているのです。 |