淡水魚Q&A 川と海を行き来する魚っているのですか?
 
■Q11.川と海を行き来する魚っているのですか?

■A11.
 淡水魚は、本来塩分を含まない真水(淡水)の中で生活すると思いがちです。でも海に下ったり、海から遡ったり(さかのぼったり)する魚はいるのです。こういう魚のことを回遊魚といいます。

 神戸の淡水魚の中には、ヨシノボリ、アユ、ウナギがいます。ここでは神戸市内のほとんどの川にいるヨシノボリを例にして説明します。ヨシノボリは、大部分を川で過ごしますが、産卵をしたあと、孵化した稚魚は川を降り、海や湖で2〜3カ月間を過ごします。そこでプランクトンなどを食べて成長し2〜3cmになると再び川を遡上(そじょう)します。稚魚にとっては、海の方がプランクトンの量が豊富で成長も早いようです。また、アユもヨシノボリと同じ生活様式です。

 このような生活をする魚を両側回遊魚(りょうそくかいゆうぎょ)といいます。反対に、ウナギは産卵のために海に出て、孵化した幼生(レプトセファルス)は、再び川を遡ってきます。このような魚を降河回遊魚(こうかかいゆうぎょ)といいます。

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