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■セイタカアワダチソウ
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冬には白い泡をふいたように見える |

あさやかな黄色の花 |

花の少ない時期の蜜源(蝶はキタテハ) |
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セイタカアワダチソウ(花期10〜12月)
北アメリカ原産の多年草で、戦後急速に日本中に広がっていきました。土手や荒地に群生し、鮮かな黄色の花で、秋の野を一面にいろどり、日本の秋の風物詩の地位をかためつつあります。花は雌性の舌状花と両性の管状花からなるキク科の植物です。花序は大きな円すい形で、多数の黄色の頭花が枝の上側に片よってついています。
葉は厚くて短い毛があり、ざらつき、両へりが下面に向って曲がっています。葉の基部は葉柄がはっきりしていません。草丈が高く、コンクリートの三面護岸の用水路などに生えているものの中には3メートルを超すものも見られます。明治時代に園芸植物として輸入されたのが逃げ出して野生化したものですが、アメリカでは、アラバマ州、ケンタッキー州、ネアラスカ州などの州花になるほどポピュラーな花です。
神戸の小中学生でこの花を知っていたのは19.4%でした。
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秋の黄一色はセイタカアワダチソウ
名前通り背がたかく、水辺では2mをこす高さのものも少なくありません。花のあと実が泡の立つように灰色で、もじゃもじゃつくところからこの名がつきました。戦後、急速に分布を拡大してきたこの草は、神戸ではすでに全域にひろがっているのが、今回の調査で確認されました。一部の未調査地はあるものの、北区のような広い地域には、どこかに未侵入地があるのではないかと探しましたが見つかりませんでした。
住宅地域の空き地、休耕田、大規模造成地、道路ぎわの草地などそのほか小川や溝などの地下水分の多いところにも多く生えています。特に目立ったのは、造成地などで、表土をひっくり返してできた新しい土地への進出が非常に速いことと、その逆によく手入れの行き届いた宅地などには全く見られないことです。
この花の花粉が、花粉アレルギー症の原因であるといわれ毛嫌いされましたが、無関係です。とんだ汚名をきせられたものです。
また余り知られていないのですが、花の少ない時期のハチミツの蜜源植物として重要です。
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