神戸の自然シリーズ18 神戸の身近な生き物地図
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■アブラコウモリ

アブラコウモリ
 普通にコウモリといえば、アブラコウモリのことで、頭胴の長さが52mm以下の極めて小型の種です。体の上面は暗褐色で下面は、やや淡い色をしています。体色は個体によって、かなり差があります。人家または、人家の近くのみに生息していて、山地などにはすみません。5月〜11月頃まで、夕方から外に出て、さかんに飛びまわります。昆虫類を主食としています。


人家から離れないアブラコウモリ
 コウモリと言えば、何か不吉な印象を与えますが、このコウモリは、そんなことはありません。夕方暗くなりはじめると、どこからとなく飛んできます。川の上空、街路灯の周辺、夜間プールの上空など、昆虫が集まってくるところが多いようです。アブラコウモリは、人家の近くに生息するので、都市鳥よりも、もっと人間とかかわりのある生きものです。北区・西区では、未調査地が多かったものの、ほぼ全市域に分布しているのが分かりました。

 水泳の時期になり、朝、プールに行くと水面に多くの昆虫が浮いています。いろいろな昆虫が産卵のためか、水を求めてやってくるのです。日中は、ツバメがプールの上空を飛びまわり、時に、水面にすれすれに飛んでいます。夜になると、コウモリが飛んできて、昆虫をつかまえています。コウモリも、小さな昆虫を餌としているのです。


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