神戸の地層解説 神戸の自然シリーズ 神戸の大地のなりたちと自然の歴史 埋立地(うめたてち)
■埋立地(うめたてち)
  
中央区ポートアイランド
 神戸港やその先の海上にうかぶ人工島は、埋立地です。写真のポートアイランドもその一つですし、手前下に移っているメリケンパークもそうです。

上の写真の撮影場所


■見られるところ
 長田区、兵庫区、中央区、灘区、東灘区の海ぞいのところで見られます。

■年代
 明治時代から現在まで

■説明
 神戸市では、明治時代から海を土砂で埋め立ててきました。それまで海だったところに新しい土地ができます。とくに、昭和40年ごろからおこなわれた大規模な埋め立ては、「山、海に行く」といわれました。須磨区や垂水区、西区の山地や丘をけずりとって、平らにして住宅地をつくり、その土砂で海を埋め立ててつくられたのが、ポートアイランドや六甲アイランドなどの人工島です。人間がつくった地層ともいえます。

ハーバーランド
港湾設備のあるところはだいたいが埋立地です。

神戸港
遠くに六甲アイランドがかすんで見えます。

垂水区平磯の埋立地
垂水区平磯の埋立地です。海釣り公園や恋人岬のビオトープなどもあり、市民が気軽に利用できる施設があります。


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