六甲山の小河川を中心とした水辺環境 デジタル化・神戸の自然シリーズ 神戸の水辺環境

五助ダム
きれいな渓流と、それをせき止めてできた水たまりや湿地などに生き物が集まっています。

 六甲山地からはたくさんの小河川が都市部へ向かって流れ出ていますが、その源流域の多くは国立公園内にあって、水も清浄です。また過去の水害の教訓からたくさんの砂防ダムが造られ、底にたまった土砂や水が、水たまりや湿地をつくりだしています。いずれも水は透き通るようにきれいです。

 また六甲山は古くから開発がなされ、山上には、さまざまの施設とともに、池がつくられたり残されたりしています。そういったところには水生植物も茂り、特に寒冷地を好む水生生物が集まっています。

ハイキングコースに沿った渓流:渓流には水のきれいな流れを好む動物が集まっています。ただし、風化された花こう岩の河床は不安定で、意外とその密度は高くないようです。

あじさい池:摩耶山頂の野外観察の池です。わき水を利用してつくられています。冷たくきれいで、大型のヤンマがよく卵を産んでいます。

自然にできた小さな池:六甲山地には、川の流れが地形によってせき止められて水がたまり、自然の池が形成されているところがあります。

オオルリボシヤンマ:六甲山地にある池に数多く生息しているヤンマ。ルリ色の斑紋が美しい。
ミヤマアカネ:裏六甲のふもと(加古川水系)に格別多いトンボでしたが、近年その姿は見られません。流れに住むアカトンボで、現在は住吉川でときどき発見されています。

アマゴ:放流されたそうですが、表六甲の河川で見られます。



住吉川:市街地を流れる住吉川です。街並みにマッチしたエレガンスなながめです。両側に歩道があって、市民が水と親しみやすくなっています。

新生田川:都心部を流れる河川は、治水のため、一直線で、深く、コンクリートで固めて、水が一気に海に流れるように設計しています。