デジタル化・神戸の自然シリーズ 神戸市の水辺地図

   神戸の水辺環境を見てみよう −Web版神戸の自然シリーズ1
神戸市の水辺地図
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神戸の水生植物神戸の淡水魚神戸のトンボ


 わき水などから始まった川は、谷に集まり、それらが次第に合流し、最後は大きな川となって海にそそぎます。ため池などの水も、用水路を通り、水田に入ってから、排水路を通って川に流れこみます。この大きな川を幹に例え、そこに流れ込む小さな川や水路を枝に例えると、一つの木のようにつながります。これを水系といいます。水系は峠(とうげ)や峰(みね)によってへだてられ、ここを分水嶺(ぶんすいれい)といいます。

 淡水に住む生き物たちは、こういった水系のどこかで生活しているわけですね。そして一つの水系はすべてつながっていますから、生き物の分布を考えるときは、まず水系について知る必要があります。

 神戸市には大きく分けて5つの水系があります。
  1. 武庫川水系
     神戸市北区道場町には武庫川が流れています。この武庫川に流れ込む神戸市内の河川が武庫川水系を形づくっています。長尾川、八多川、有野川、有馬川、船坂川、波豆川などです。北区道場町、長尾町、八多町、有野町、有馬町などが流域に含まれます。
     
  2. 加古川水系
     加古川は神戸市よりかなり西を流れている川ですが、その支流が神戸市を流れています。大沢川、淡河川、志染川(山田川)などが主なものです。北区大沢町、淡河町、山田町、西区神出町の北の方などが含まれます。
     武庫川水系との境目は、淡河川では八多町屏風の小さな峠、志染川では大池あたりにあります。
     
  3. 明石川水系
     明石川は、神戸市北区山田町藍那に源流を発し、押部谷町、平野町、玉津町をへて、明石市内に入ります。その支流として、櫨谷町を流れる櫨谷川、伊川谷町を流れる伊川、永井谷を流れる永井谷川などが水系をつくっています。
     
  4. 瀬戸川水系
     神戸に住んでいる人でもほとんど知らないと思うのが、この瀬戸川水系です。瀬戸川とか印籠川といった西区岩岡町にある小さな川ですが、他の大きな川に合流することなく、独立して瀬戸内海に注ぎ込んでいます。
     
  5. 六甲山の小河川
     厳密にいうとこれらは一つの水系とはいえないでしょう。でも似たような起源をもつ川なので、ここでは一つのものとしてあつかいます。住吉川、都賀川、青谷川、生田川、新湊川、刈藻川、妙法寺川、塩屋谷川、福田川などです。市街地に住んでいる人はよく知っている川が出てきますね。