前にも書いたが、野鳥を知るのは、その名をおほえ、野外で種類の識別ができるようになることからはじまる。そのためには、一度でも多く野外に出ることである。
実際には独習しなければならない場面も多いと思うから、本文にはその要領を簡単に書いてある。
鳥にくわしい人について学ぶのが、最も早く上達する。飼鳥家やハンターには、野鳥にくわしい人が多いが、迷信的な言い伝えが広く信じられているから注意を要する。
野外観察向きの図鑑にはくわしく出ているから観察に出かける前によく見ておくのがよい。
あらかじめその日に出かける土地の環境を知っておけば出現する鳥の種類を予想でき観察のポイントをつかんでおくことができる。
たとえば、山の森にはヒバリは見られない。
至近距離で見られない。古くてもよくなれた双眼鏡がよく、すばやく視野にとらえなければならない。新しいものはあらかじめ使いならしておく。
瞬間的に特徴をよみとる訓練が必要になる。森林の鳥には特に要求される。そのためには種類の判別に必要な特徴のいくつかをすばやく眼球に焼きつけることである。そのポイントになるいくつかを並べてみると、
|