石垣に見る植物

写真543、ススキの群落
10月、住吉川
写真544、ヨモギ
10月、住吉川


 ■ススキ
 白鶴美術館前のバス停付近まで登ってきますと、石垣とガードレールのせまいすきまからたくましく株立ちしている姿を見かけます(写真543)。山の手の市街地でこんな風景が見られるのも神戸ならではというところでしょう。


 ■ヨモギ

 湿った中州のような堆積地から土や水分の乏しい石垣のすき間など広い範囲の環境に生育できる植物のひとつ(写真544)。こういうのを環境適応力が広いといいます。

 春の若い苗は摘みとってヨモギ餅にするというのはみなさんもよく知っている通りです。


写真545、カワラヨモギ
9月、住吉川
写真546、ヤクシソウ
10月、住吉川


 ■カワラヨモギ
 小さな花や実のつきぐあいや細くさけた葉のようすから、さきのヨモギと同じなかまであることがすぐわかります(写真545)。グループはキク科のヨモギ属です。


 ■ヤクシソウ
 日当たりのよい山道の地はだのむき出しになったようなところに生えます(写真546)。
 
 山すその住吉川では石垣のあいだから生え、多くの枝を分けて斜めに立ち上がり、2cmほどの花をたくさんつけます。日本では350種類と一番大きなグループをつくるキク科のオニタビラコ属のひとつです。



 ■シロヨメナ
写真547、シロヨメナ
10月、住吉川
 キクの花に似ていますが、葉は細長く1枚で、キクのように5つにさけたりしないキク科のシオン属(アスター)です(写真547)。






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