専門的な言葉の詳しい解説
科(か)、属(ぞく)

 生物の種類を決めるとき、ふつうに交配して子孫を残すことのできる集団を「(しゅ)」としています。種が異なるとふつうは子孫を残せません。またかりに子孫ができたとしても、その子孫はさらに子孫をつくることができないのがふつうです。

 たくさんの種を見ていくと、いくつかの似たものが出てきます。そこでそれを一つのグループにします。このグループを「(ぞく)」といいます。属の中に含まれる種は互いによく似ていますので、交雑して雑種の子孫をつくることがよくあります。でもこの子孫はたいがい不妊(ふにん:妊娠できない)あるいは不稔(ふねん:種子ができない)です。

 次にいくつかの属を見ていくとまたよく似たものが目につくようになります。そこでよく似た属をまとめて一つのグループをつくりそれを「(か)」といいます。

 同じようにして、よく似た科を集めたグループを「(もく)」、よく似た目を集めたグループを「(こう)」、よく似た綱を集めたグループを「(もん)」、さらによく似た門を集めて「(かい)」といっています。

 ちなみにヒトは、動物界、せきつい動物門、ほ乳綱、霊長目(れいちょうもく)、ヒト科、ヒト属、ヒト、となります。

 このうち「ヒト属」を専門用語でホモ、種としての「ヒト」をサピエンスといい、まとめて、ホモ・サピエンスと呼んでいます。この言葉聞いたことありませんか?


専門的な言葉の解説のページへもどる


「白岩先生の植物教室」のトップページに戻る