白岩先生の植物教室 ヒガンバナ
3.手入れの行き届いたあぜで

  • あぜの草刈りや手入れのいいところでは花をよくつけます。
     
  • もぐら防ぎにあぜに植える地方もあるようです。

[イネの稔る田のあぜに咲く、北区山田町、2000.9.26.]

手入れによる咲き方の違い
草を刈っていないところ(向こうの方)には
あまり生えていません
[大阪府交野市、1993.9.27.]
民家に近い水田、畑の土手で咲く
[北区木津、1992.10.5.]


 ヒガンバナには実がつきません....
  • 種子はできません。新しい球根(鱗茎)ができてふえます。
     
  • 球根は人の手で、また土手の崩れなどで広がります。
     
  • ですから、すべて同じもの、クローンということになります。クローンは環境が合えば、効率よく株を増やすことができます。
     
  • 中国のものは別種で、実をつけます。



 稲作といっしょに渡ってきたのでしょうか......
  • 中国原産の植物ですが、日本では有史初期から生えているらしく、中国から稲作が伝わった時、同時に帰化したのではないかと考えられます。
     
  • デンプンを多く含み、飢饉の時の非常食としました。江戸時代、貝原益軒は植えることをすすめました。



 地方名の多い植物....
  • 呼び名に地方名が多いです。ユウレイバナとか、マンジュシャゲとか....、調べてみましょう。
     
  • 花の色が鮮やかに赤いことなどから、あまり好かれてはいない名前が多いようです。


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