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| 40.テングチョウ /テングチョウ科 |
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翅型が特異であり、名の由来は天狗の鼻のように前へ突き出した下唇鬚による。雌は後翅裏面の中央に翅脈にそって濃い色の線が現れる。また雄の前肢は毛で被れるが、雌は無毛であり、確実に見分けがつく。
林縁、路傍、渓流ぞいの明るい場所に生活し、飛翔は軽快で、路上によく止る。鳥獣糞や汚物に集まるが、秋にはヨメナのような花によく来る。翅を閉じて止まることが多いが、低温時には開いて日光浴をすることがある。
通常、年1回発生し、低地では6月上旬、六甲山上では下旬頃から発生する。低地では7〜8月には夏眠し、10日頃から盛んに活動する。六甲山上では盛夏にも活動がみられる。8〜9月に第2化が少数羽化するが、この個体は前翅表面1b室の赤斑が発達する傾向がみられ、他の赤斑もやや大きくなる。成虫で越冬し、冬にも晴天には飛ぶ個体がある。
食草はエノキ。
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