神戸の自然シリーズ8 神戸の蝶
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 45.ウラギンスジヒョウモン /タテハチョウ科


 オオウラギンスジヒョウモンに似ており、区別点はその項で述べた。雌雄の区別も同様であるが、両種とも雌は前翅表面翅項近くに白い斑が現れる。

 神戸では数が少なく、六甲山上などで前種に混って少数見られる程度である。ヒョウモン類多発の年1975年にも1日に数頭の採集にとどまった。

 明るい草地に見られるのは他のヒョウモンと共通である。オカトラノオアザミ類に訪花するのが見られる。

 年1回、5〜6月頃より羽化するが前種よりやや遅れるといわれる。1令幼虫で越冬する。ヒョウモン類で卵越冬というのがいくつかあるが、その場合、卵殻内ですでに1令幼虫になった状態で越冬しているといわれ、実質的には1令幼虫越冬である。

 スミレ類を食草とするがオニシモツケの例もあるという。


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