神戸の自然シリーズ8 神戸の蝶
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 44.オオウラギンスジヒョウモン /タテハチョウ科


 ウラギンスジヒョウモンに似るが、
  1. 翅頂がとがっている.
  2. 後翅表面中央の黒点が連続している.
  3. ウラギンスジヒョウモンでは前翅裏面中ほどに外縁に平行にぼやけた白色の点列が出るがこの種にはない.
  4. 翅頂裏面は緑褐色を帯びる.
  5. 後翅裏面中央の銀条の外側がウラギンスジヒョウモンよりも濃い緑褐色になる。
などの区別点がある。雌雄の区別はミドリヒョウモンに準じて第2脈と3脈に性標がある。

 神戸では六甲山上の草地で見る機会が多いが、一般に数は少ない。1975年7月には多発し、六甲山頂近くのオカトラノオの多い草地で2時間ほどの間に破損のない個体だけを選んで約50頭を採集した。例年なら数頭見る程度である。

 習性、発生経過、食草についてはミドリヒョウモンなどとほとんど差がない。


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