 |
 |
 |
| 90.サカハチチョウ /タテハチョウ科 |
 |
|
類似の種類にアカマダラがあるが、本州には産しない。春型と夏型では別種かと思えるほど斑紋にちがいがある。雌は翅型が丸味を帯び、白帯の発達もよい。
神戸では土着は疑しく、北区有馬町から数例の標本を得ただけである。兵庫県下、大阪府下には発生地も多く、そこでは個体数の密度も高いのに、本種が神戸にほとんどみられないのは不可解な現象である。
山地の路上、林の周辺、渓流沿いなどの日当りのよい明るい場所に見られ、ウツギの花によく集まる。
神戸に近い発生地では年2回発生が主で、一部3化の出現があるのではないかと見られる。第1化は5月上旬より春型として出現、第2化は7月上旬より9月頃まで夏型としてみられる。9月頃にも新しい夏型の個体が見られるのは第3化の個体と思われる。
幼虫の食草はイラクサ科のコアカソ、アカソ、ヤブマオ、イラクサなどであるという。
|
|
|