神戸の自然シリーズ8 神戸の蝶
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 91.クロコノマチョウ /ジャノメチョウ科


 本州東海地方が北限の南方系の蝶で、神戸で土着しているか否か、未だ判断できない。北区山田町、有馬町、西区太山寺などの採集例が知られているが筆者の例は、北区藍那1980年11月2日、雄1頭(数例のうちの1つ)などである。北区鈴蘭台で多発した例があるという。

 林の下生えで生活し、昼間は草の間にかくれて姿を見せないが、夕方には活発に飛ぶ。

 神戸以外の近くの定着地では年2、3回発生、成虫越冬で、食草はイネススキジユズダマなどという。

 本種と酷似するウスイロコノマチョウは、迷蝶として神戸に出現する可能性はさらに少ない。


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