一般的には、動物の繁殖期にだけ出現する体の色のことをいいます。魚に限らず、両生類やは虫類などにも見られることが知られています。通常は雄に現われますが、ウグイのように雌に現れる場合もあります。
魚では多くの種類に婚姻色が現れます。身近な魚で驚くほど体色が変化するものにオイカワがあります。六甲山地の渓流で、石などについた藻をはむ瞬間に、緑色に輝く体が目にはいることがありますが、これがオイカワです。婚姻色が出ていないときは、普通の銀白色の地味な魚です。オイカワは婚姻色と同時に顔に「追星(おいぼし)」と呼ばれるぶつぶつが出ます。この追星が出ている個体は強い縄張り意識を持っているといわれています。 |