神戸の自然シリーズ15 生田川の自然をさぐる
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左下:アケビ(アケビ科)の花(4月)と果実(10月)
 林のへりやまばらな林で、ほかの植物にまきつく落葉性の木本づるで、小葉が5枚の複葉をもち、3枚のミツバアケビとちがう。常緑で果実の裂開しないムベともちがって熟すると大きくさける。

右上:テイカカズラ(キョウチクトウ科)
 林のヘリで、もっともふつうに見られる常緑つる性の木本で茎より根(付着根)を出してはいのぼる。花びらは白く、少しねじれ風車のよう(6月)。

右下:長いテイカカズラの実
 20cmもの長い長いさや状の果実がつく(10月)。


林のへり(林縁)をまもる木本づる

 新神戸駅のホームの下をくぐり、登山道にさしかかると、クサギ、ヌルデ、ビワなどの低い木がけわしいがけっぷちに生えています。

 また、テイカカズラ、イタビカズラ、ツタなどが石垣や崖などによじのぼり、アケビが木を巻いているのが見られます。これらの植物は、日あたりのよい林縁に生え、結果的には、林の中の気温や湿度を保つためのへいや垣の役目をしているのです。

 
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