眠り上手のヒオドシチョウ
ヒオドシチョウ(タテハチョウ科)
左上:イタドリの葉につりさがっている
垂蛹
。とげ状の突起で武装しているように見える。表に白い粉をおおっている。蛹こ触れると元気よくうち振る。
右上:
終令
幼虫。食草のエノキを離れ、
蛹化
場所にむかうところか。
刺状突起
を出し、おそろしげな格好をしているので、はじめての人ならびっくりする。
下:飼育ケースで
羽化
したヒオドシチョウ
6月中旬ごろに
羽化
するが、発生は年1回で羽化後、ウツギなどに来て蜜を求めているが、やがて夏眠にはいり、秋、しばらく活動し再び冬眠するという休み好きのチョウ。
羽化
する際、体内の老廃物を排出するためか血のような体液がしたたりおちるのでびっくりさせられる。なお、敵に触れられると、死んだふりをする昆虫があるがヒオドンチョウはチョウのなかまでは珍しく死んだまねをする。あるときせっかく、飼育して
羽化
させた成虫にまんまとだまされ、くやしい想いをしたことがある。