神戸の自然シリーズ15 生田川の自然をさぐる
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左上:ヒグラシ(セミ科)
 翅の端までが4.6cmほどでミンミンゼミより小さい。ほかのセミが朝から夕方まで鳴きつづけるのに対し、この種は昼間は鳴かず、朝と夕方だけ鳴く。その声は、「カナ カナ カナ…」と聞こえ、いかにも暑苦しく感じる他のセミとちがい涼しげであり、ちょっぴり淋しさをさそう。
右上:ニイニイゼミ(セミ科)
 つゆ明けごろから、8月の終りにかけて、低山地でよく見られる小形のセミで「チィ‥‥‥」と弱く連続して鳴く。

下:ミンミンゼミ(セミ科)
 体は、雄、雌、とも翅の端までが6cm内外、生田川では標高300m前後のところに多く、平地や市街地には来ない。

夏を盛りあげるセミ

 長くうっとうしい梅雨にもときおり真夏のような暑い日もあり、そんなときに
は先ず、ニイニイゼミが鳴き出します。

 そして、夏の盛りにはそれこそ油の煮えたぎるような声でアブラゼミが、また、暑さを倍加させるようにクマゼミが大合唱して夏を盛りあげていきます。また、8月中ばごろからはミンミンゼミの声がよく聞けるようになり、夏休みの終るころにはツクツクボウシが主体となってきます。ノートをみると9月29日にはツクツクボウシがまだ鳴いていましたが、ミンミンゼミの声はすでにありませんでした。

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