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■ツユクサ
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ツユクサ(花期7〜9月)
道ばたや庭先にはえる草で鮮やかな青い蝶形の花を咲かせます。花は、朝早く咲き、日ざしがきつくなる10時頃にはしぼんでしまいます。花びらは3枚あるが2枚のように見えるのは、1枚は苞の中にかくれているためです。花粉をだすオシベは2本あり、ほかに仮のオシベと呼ばれるものが4本あります。仮のオシベのやくは黄色で、花びらの色と対照的でよく目立ちますが、蜜をださないため昆虫のくることはありません。節をもった茎は、根元近くから多くの根を出します。
朝露をおぴて咲くこの花の姿が目立つことからツユクサと名づけられました。花びらの藍色は、色あせて消えるので、あとに残らないところから、染め物の下絵を書くのに用いられました。
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露のある間咲くツユクサ
夏の朝、しっとりと露を含んで涼しげなツユクサの姿は愛らしさを感じます。道ばたや庭の隅などに見かける一年草の花で、梅雨のころから夏の終わりまで咲きつづけています。ツユクサは教材として利用度の高い植物なので、どの程度の分布状況か楽しみでしたが、予想以上の広い範囲に分布しているのが確かめられました。
昔から、この草の青い花で布を刷り染めたり、友禅染めの下絵をかくのに使われたりしています。子供たちも、この花を使っての色水遊びは大好きです。
花のつくりも変わっています。2枚の青い大きな花びらは目につきますが、あと1枚の花びらは白く小さくて目立ちません。花びらの数あてや、がく片の数あてもおもしろいでしょう。葉の裏の表皮をはがし顕微鏡で見ると細胞や気孔がたやすく見られます。葉脈も平行脈で交わることがありません。茎から根がでる変わった性質をもっています。
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