神戸の自然シリーズ18 神戸の身近な生き物地図
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■ウグイス

ウグイス
 体長14〜15.5cm。雄は雌より大きく、体は茶褐色で淡い眉斑があり、体の下面が少し淡い。春から夏にかけては、ホーホケキョの鳴き声でよく知られています。春先は人里近くにいますが、夏は山地に移動します。神戸では六甲や摩耶山は特に多いといわれています。10月頃から山麓へ移り、冬は田園地域や住宅地にも姿を見せます。冬の間の鳴き声はチャッチャッという地鳴きです。


春をつげるウグイス
 ウグイスの体色はオリーブ褐色なので、なかなか素人では見つけにくい鳥ですが、ホーホケキョの鳴き声でよく分かります。今回の調査では鳴き声をもとに、春先の分布を調査しました。未調査地域も多いのですが、山麓部にも六甲山頂にも広く分布しているのが確かめられました。

 早春のさえずりのホーホーケキョだけがウグイスの鳴き声ではありません。チャッ、チャッという舌打ちするような鳴き声(地鳴き)、ケケケケキョケキョケキュ、ケキョケキョという俗にいう谷渡りという声もあります。時期によって鳴き声が違うのです。

 神戸では早春から初夏までは、だれもが知っている鳴き声であるため、その存在が分かります。2月に入ると、山麓の住宅地や西神戸で、さえずりがきかれるようになります。その後しばらくは、さえずりを楽しませてくれるが、いつのまにかいなくなってしまいます。山へ移動したのです。3月中旬〜4月にかけてが繋殖の季節ですが、低い山地では6月頃まで、六甲山上では8月頃まで続くそうです。


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