■5.ヒヨドリ
−圧倒される大群の渡り−
ヒヨドリ
は、町でも村でも、山の森林でも、どこにでも棲みつく、適応力の広い鳥である。野鳥に親しむ手はじめに、まず、この鳥とのつきあいをすすめたい。
ヒヨドリ
は、ハトとスズメとの中間ほどの大きさだが、尾が長いので、ときにはハトほどに大きく見えることがある。色はさえない暗灰色だが、スズメについで数が多く、私たちのごく身近にいる鳥である。
いつでも、どこにでもいるはずのこの鳥が、意外なほどの大群を組んで渡りをする。ここでは神戸で見た
ヒヨドリ
の渡りを紹介したい。