■6.タマシギ
−一妻多夫の社会−
鳥の世界では、どちらかといえば雄鳥は雌鳥にくらべ、色彩が豊かで、かつ大型である。しかし、なかにはここに紹介する
タマシギ
のように、雌鳥のほうが目立つ種類もある。
しかもこの鳥は、雌優位の一妻多夫型の珍しい繁殖習性をもつ。
ハトよりひとまわり小さく、湿地の草むらに棲む。地味な色彩と純重な性質に加えて、夜行性が強いので、目立たない。
初夏の夕方、大きな声で鳴くので、その鳴き声を頼りに探すのがよい。
目のまわりの曲玉のような白いふちどりから
タマシギ
の名がついた。