神戸の自然シリーズ9 神戸の野草
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79.ホタルブクロ

キキョウ科
6〜7月


 野山に普通にみられる草で、全体にやわらかい毛でおおわれている。花は、スズランの花を大きく拡大した感じで、つり鐘に似ている。花の咲いている時期が短く、ひっそりと咲く可憐な花である。花びらは、白色または、淡紅紫色で濃い色の斑点がある。短い地下茎をひく。葉は、スミレサイシンの葉のような感じである。茎は、切ると白い乳液を出す。花を手にのせ、上から軽くたたくと「ボン」と音をたてる。また、手の平にのせる位置や、たたく強さによって音色が変わるので楽しく遊べる。

 音をたてるところから、ポンポンバナ、テッポウバナとも呼ばれている。名は、昔、堤燈(ちょうちん)を“火垂る袋(ほたるぶくろ)”と言ったことや、子ども達がつかまえたホタルをこの花の袋の中に入れ、花の口をおさえて持ち歩いたことからついたともいわれている。

(六甲山)

(六甲山・1/5)

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