年々、スミレの生えている場所の環境も変わっていきます。木や草が茂って覆われてしまうことがあります。
- 茂った林になると、わずかな光を受けて、育ち、子孫を絶やさないように花を開かなくとも、閉鎖花で実をつけていきます。林の様子が変わり、日が当たり、花が咲く環境になる機会を待っています。
- 山火事、倒木、伐採、地面の崩れなどで、日光が地面に当たるようになると、いっせいに芽を吹き、花を咲かせます。
- 私だけの観察ですが、スミレがかたまって生えているところでは、他の草を生やさない、寄せつけないようにしているのではないかと思うことがありました。
スミレも自然の中で、知恵を生かして生えているんですね。
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