 |
 |
 |
| 4.アゲハチョウ /アゲハチョウ科 |
 |
|
春型は小型で、雄雌の色彩はよく似ている。夏型は大きく、春型にくらべて黒色部がよく発達する。とくに雌はその傾向がいちじるしく、地色もくすんだ色になる。夏型の雄は、後翅表面前縁近くの第7室中央に黒斑が現れるが、雌は広く淡い暗色になるだけで区別は容易につく。
神戸では低地から山地にかけて全域に数が多く、市街地にも多い。クロアゲハより明るい陽地を好み、田畑、草地を活発に飛ぶ。春はツツジ類、夏はクサギによく来る。
年4〜5回発生。4月上旬〜10月下旬に出現するが、春型の発生は、その年の気温によって大きな変動がみられる。12月にも中令幼虫を見るが、幼虫で越冬できるかどうか疑問である。飼育箱中では屋外においても死ぬようなことはない。
幼虫の食草はカラタチ、各種のミカン類で、庭にこれらの植物を植えると、幼虫が多く発生し、ときには樹に大きな害をあたえることがあるが、身近な観察材料として好適であろう。
|
|
|