神戸の自然シリーズ8 神戸の蝶
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 6.オナガアゲハ /アゲハチョウ科


 クロアゲハに似るが翅型が全体に細長く、尾状突起は長く、内側にわん曲する。夏型は大型となる。雄は後翅表面の前縁が白色を呈し翅の黒色味が濃い。

 神戸では山地に産し、六甲山上が主な産地で附近の山地や北区の山間にも少数の発生がある。高取山のような低い山ではまれである。林の周辺や山道、渓流などに沿ってほぼ同じコースを巡回し、飛翔はクロアゲハよりゆるやかで、草原などの広いところへは出ない。春はツツジ類の花に目立つ。

 年2回の発生と考えられる。第1化は4月下旬〜5月上旬、第2化は6〜7月で8月に入ってみる新鮮個体は部分的な第3化ではないかと思われる。幼虫はコクサギに多く、イヌザンショウにも見られる。カラタチ、ミカン類で飼育できる。


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