神戸の自然シリーズ15 生田川の自然をさぐる
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左上:まゆ
 蛹室であるまゆは”スカシダワラ”これまた、うまく言いあてたもの、この写真は冬だから、まゆの中はすでにもぬけのから。羽化は秋。
右上:クスサン(ヤママユガ科)の終令幼虫
 青緑色がかった白くて長い毛−シラガタロウとはよく名づけたものだ。空色の気門に注意。

下:クスサンの成虫
 ヤママユガと似て翅に眼状紋があるが、ジグザグもようで区別。


若くてもシラガタロウークスサン

 6月の中ごろ、塩原高校のグランド東の道を通りかかったとき、梅雨の雨にうたれながら何匹ものシラガタロウがぞろぞろと道路を横断していました。どこからどこへ行くのかと見まわしますと、まわりにはヒマラヤスギやニセアカシアの木がありますが、同校の庭木のシナサワグルミが丸坊主になっていて、食草を求めて移動していく幼虫や、老熟したものはニセアカシア林にむかって、まゆづくりにはいっていくようです。

 そのうちの何匹かを持ち帰り、アベマキの葉で育ててみました。3日後、葉を引き寄せ糸をはいてまゆづくり、中に前蛹の姿がすけて見えます。約3か月のち羽化していきました。別の年、市街地のプラタナスの枝でスカシダワラを見ました。このガはかなり広食性のようです。

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