カゴノキ属
Actinodaphne
sp./ アカメガシワ属
Mallotus
sp.
▲発見場所、垂水区名谷町(左)、北区山田町(右)の柱状図
▲カゴノキ属の化石。葉は非常に細長くのこぎり葉がない
▲アカメガシワ属の化石。葉の基部はハート形で3つの主脈がある。
アカメガシワ属
葉はひし形に近い広卵形、葉の縁は全縁である。
葉脈
は基部で3つの主脈にわかれ、葉の先は鋭く、基部は心形か円形を示す。
白川累層、藍那累層から産出する。
現生のアカメガシワ属は熱帯地域に広く分布し約140種がある。日本にも1種がある。
(トウダイグサ科 アカメガシワ属
Mallotus
Lour.)
カゴノキ属
葉は楕円形を細長くしたような形で、葉の縁にはのこぎり葉がない。
葉脈
は2次脈が発達し、葉の縁の近くで上に向いている。
白川累層上部よりまれに産出する。
現生のものはアジアの暖帯から熱帯に約100種が分布し、日本には2種ある。
(クスノキ科 カゴノキ属
Actinodaphne
Nees)