マツ属　Pinus sp. ▲発見場所 垂水区名谷町 の柱状図 ▲発見場所 北区星和台 の柱状図 ▲マツカサの化石、鱗片がよく分かる ▲細いマツの葉が重なったもの ▲マツ属の葉の化石、二葉型のマツ マツ属 　葉は細長い線形で2〜3本または5本が基部から束生しており、基部は鱗片でおおわれている。マツの球果（マツカサ）の化石も産出しており、鱗片もよく残っている。 　マツの化石でよく産出されるものに、オオガフタバマツというのがある。この化石は三木博士が大阪市立大学妃要に Pinus protodupylla Miki として報告している。この球果は卵形で鱗片の配列は交走斜列を示す。この化石は白川累層の特定の地層より多く産出している。 　現生のマツ属は北半球に約100種分布している。 （マツ科　マツ属　Pinus L．）