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<資料> 五助橋断層
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住吉川は六甲主峰と荒地山とを分けて流れている。神戸市の本山や芦屋市、西宮市の背後にある金鳥山、荒地山、ごろごろ岳などは500〜550mの高さの山であるが、六甲主峰の900m級とは300〜400mの高度差がある。この両者を境しているのが五助橋断層であって、住吉川中流部はその断層破砕帯の中を流れている断層谷である。五助橋断層は六甲山地北側の六甲断層とともに六甲山地では第一級の規模をもつ断層である。
五助ダムに近い五助谷に写真のように断層によって破砕された花こう岩の粘土化した露頭がみられる。ここでの断層は北から東へ50度へのび、北西へ60度の傾斜を示す。
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