トンボ羽化を観察しよう 新・神戸の自然シリーズ1 神戸のトンボ
 

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 トンボの観察の中で、もっとも神秘的なものは羽化の観察です。プールでつかまえたヤゴなどを羽化させてみましょう。

 ここでは、羽化の連続写真を見て、そのようすについて説明します。

■倒垂型(とうすいがた)の羽化 ギンヤンマ

 プールで見つかるヤゴはほとんどがこの型の羽化をします。この型のトンボには羽化のためにつかまるものが必要です。飼育ケースの中に棒か何かを立てておきましょう。

(1)水から上がって、じっとして動かなくなります。

(2)背中が割れてきました。 (3)胸が出て、続いて頭が出てきます。
(4)大きく後へのけぞりながら、あしを引きぬきます。 (5)あしがぬけました。 (6)あしをわきに引きつけてしばらくじっとしています(静止期)。
(7)突然起きあがり、腹部をぬき始めます。

(8)腹部がぬけました。 (9)まずはねがのびます。
(10)はねがのびきりました。 (11)続いて腹部がのびました。はねもすきとおってきました。 (12)はねを開いて羽化が終わりました。(別の写真です)

 ←倒垂型の羽化のビデオ(MPEG1、320×240、2.9MB、768kbps)

 ←倒垂型の羽化のビデオ(MPEG1、640×480、7.8MB、2048kbps)


■直立型(ちょくりつがた)の羽化 ヤマサナエ

 直立型の羽化はサナエトンボやイトトンボのなかまに見られます。この羽化は、石の上や地面の上で行われるので、観察の時は浅い容器で飼い、中に石を入れておけばいいでしょう。

(1)石の上に上がってきてじっとしています。少し背中が割れてきました。 (2)胸、そして頭が出てきます。
(3)あしを引きぬいた後、直立してじっとしています(静止期)。 (4)しばらくすると突然前にあしをつき、腹部を引きぬき始めます。
(5)腹部がぬけました。

(6)まずはねが先にのびていきます。
(7)はねがほぼのび終わりました。

(8)次に腹部がのびはじめます。
(9)腹部がのび終わりました。 (10)はねを広げて羽化が終わりました。