ビオトープマップをつくろう

 ビオトープマップをつくってみましょう.これは,みなさんが行った「ビオトープの生き物調査」の結果を展示物として完成させることを,目的としたものです.ビオトープの近くに掲示すれば,ビオトープの状態がよく分かりますね.低学年の児童・生徒さんたちは,これを見てビオトープへでかければ,よりいっそうビオトープに親しみがもてるものになるでしょう.

 では,さっそく,つくってみましょう.つくる手順をお話ししますが,時間がたくさんかかるので,計画をよく立て,役割分担をしっかりと決めて,進めていくようにしましょう.

 なお,ビオトープ調査については,きちんと先生の指導をうけて行いましょう.




1.準備するもの

■1.大きなパネル

 大きなパネルが必要です.ホームセンターなどで売っている,発泡(はっぽう)スチロール板が適切です.先生に相談して手に入れてください.大きさは,180cm×90cm,厚さ1.5cmくらいのものがいいでしょう.

■2.その他小物
  • 大型ボール紙(ビオトープ池や周辺の木々を描きます)
  • 絵の具,マジックインキ,など,絵を描く道具
  • 虫ピンまたは両面テープ(標本を発泡スチロール板に刺します.虫ピンが危険だとお考えの場合は両面テープを使いましょう)

    ※ラミネート加工ができる装置があると,絵や標本が完全な形で保護されるのでおすすめです.しかし必ず必要というわけではありません.
■3.生き物調査でつくった標本や写真,解説の文章

 トンボのヤゴのぬけがら,水生植物の標本(ラミネート加工するとつかいやすいです),生き物の写真(プリントしたもの),生き物の絵などが,ビオトープの生き物を紹介するために必要です.

 またこれらの標本や写真の生き物について,図鑑などで調べ,説明の文章を書いておきます.これらのまとめのために,「ビオトープ発見カード」を用意していますので,利用してみてはいかがでしょう.


2.ビオトープの絵を描く

 ビオトープ全体を見わたす絵をボール紙などに描きます.上から見下ろした絵がいちばんいいと思います.発泡スチロール版の周囲にはあとで標本や写真をはりつけるので,絵は小さめにしておきましょう.

 絵ができたら,池の形に切りぬいて,発泡スチロール版の中央に両面テープや接着剤ではりつけます.
ボール紙にビオトープの絵を描きます

絵を発泡スチロール板の中央にはりつけます


3.生き物の写真や標本をはる

 ビオトープの絵のまわりのあいているところに,生き物の標本や,写真や,スケッチなどを,両面テープや虫ピンではりつけていきます.そして見つけた場所とこれらを,ボール紙を細く切った紙片で結びつけます.

生き物の写真などを貼っていきます

はるときの注意事項
  • ぬけがらなどの標本は虫ピンで止めます.
  • 水生植物の標本はラミネート加工するとうまくはれますが,台紙にセロテープではったものでもかまいません.
  • 説明文はデザインを考えてきれいにつくりましょう.
  • 見つけた場所と生き物は,ボール紙を細く切ったものでつなぎます.
※この絵は生き物の写真や標本を大きく描いています.実際は全部はれるように,写真や標本の大きさを整えましょう.
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